madeingermany

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...... 2017年03月25日 の日記 ......
■ 月   [ NO. 2017032501-1 ]

■ホームズを読んでいます。お茶目でユーモアのある性格、そうでないならお高くて薄情な面のあるホームズですが。初期はそれが著しかったのかもしれません。最後の方のホームズは、世界大戦への憂いを見せたり、依頼者やワトソンの身の安否に心を痛めています。初期のホームズは、謎解きやプライドの事ばかり考えている感じです。



■グンマって本当の科学者かもしれません。遠い月を見て綺麗、癒されると思うのは普通の人で、グンマは月面に行ってしまうのでは。

キンちゃんは高松というお月様を見て、ススキでも供えようと思うかもしれません。でもグンマは、本当に高松という月に、こちらが思う様なウサギやかぐや姫がいるのか、探検に出てしまいそうです。

高松という月面って暗くて寒くて。大きくないし、ボコボコしていて、ルーザー様という太陽がなければ、どこにあるのかさえ分からないくらい、曖昧なものかなと思います。(キンちゃんの場合、彼は高松にとって「照らしてくれるもの」なので、お互い採光と保温に問題がない)



■グンマは公式から馬鹿息子呼ばわりされていますが、グンマは南国から、選択に選択を重ねて今のグンマなのではないかと思います。

多分、性愛的な意味合いはなく、グンマは高松が好きだったのだと思います。原作者程性愛にこだわりたくないので、自分はもっと曖昧な意味で構わないと思います。



高松だって、グンマが好きだったでしょう。でも、グンマが高松から卒業して自由になってしまうと、高松には困る事情がありました。なので高松は、お互い寄せ合う好意を手綱にするという、人としてどうかと思う手段に出ました。

グンマと高松は、普通の親子よりずっと親子だったと思います。お互い以外に心から頼る相手がなく、色々な困難に耐えて来たなら、それは素晴らしい事だったと言っていいと思います。



しかし何のために不自由を耐え、困難を乗り切ろうというと、グンマと高松では全く目的が異なります。グンマは高松からの愛を失いたくないから。高松は、ルーザー様の息子であるキンちゃんから離れたくないから、危険なマジック総帥の近親と縁故を絶やすのを回避したいのでしょう。

束縛とか手綱とか目的とか。グンマには見えない拘束をいくつでも用意し、駆使していた高松が。キンちゃんには彼のエネルギーに引きずり回されたいくらい、受け身です。多分、何か月会えなくても、何万キロ離れていても、キンちゃんとは離れない自信があるのでしょう。

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