■まだホームズを読んでいます。どうしてもタイトルと小説の内容が結びつかなくて困ると思っていましたが、やはり自分には結びつけるのが難しいです。
アビ農園・・事件の場所がアビ農園であるだけで、物語は酒乱でDVの夫に虐待されていた妻の話。カントリーハウスを舞台にした意味はあったのだろうか
金縁の鼻眼鏡・・鼻眼鏡が重要なアイテムである事は本当。話の目玉は、「若くして間違った結婚をした女性の、夫への体当たりの復讐譚」
それぞれ外の話も、舞台がジェーン・オースティンに出て来そうな豪華なカントリーハウスであっても、メインの流れは昼ドラみたいです。イギリス史の一部を知るいい機会でもあり、いまでもホームズものが読み継がれる最大の理由の一つがそこにあるのかなと思います。
ホームズ先生。初期の刺々しさが、作品を追うごとに抜けていくのが読んでいて分かります。法の番人とまで呼ばれていた先生でも、アビ農園の惨事を見逃し、女主人の幸せな未来を祈るのかと思いました。
■南国後、グンマやキンタローは成長した、もう子供じゃないし高松のお世話はもう十分と言うのが公式だと思うのですが。以下仕事とはいえ、両高松への妄想です
南国高松・・・ 二十歳にもならず、既婚者でもないのに、育児に奮闘。上司の子供の健康診断、学生と言う名の子供達の寮母で教師、おまけに上司の2人目の子供まで虐待されだしたので、正直医者としてこっちがパニックになる
PAPUWA高松・・・ 仕事内容は南国とほぼ同じ。仲間である開発課メンバーと言うと
■一向に兄らしくならないグンマ。御曹司ぶりがむしろ加速している。出来ない子ではない、「出来ない自分」の方が、周囲にとけ込めると言う予測故。
■人生経験が小学生未満のキンちゃん。いい子だし努力家だけど、環境が環境なので色々偏っている
■野生児ジャン。常軌・常識にとらわれない所がマジックのお気に入りだったのは重々承知だが、ミドルと呼ばれる方の立場になっても何も変わらない男だった
南国の方が色々高松は楽だったのでは、と思いました。キンちゃんがいないからしんみりしがちですが、高松が「自分で選んだ道」とか思っているあたり、ストレスは少なかったのかなと思います。 |
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