■漱石が猫を発表したのは30歳後半でした。漱石はいきなり作家になった訳でなく、教員時代もあって、徐々に趣味の様だった創作を仕事にしたと聞いています。猫を書いた漱石と似た様な歳になると、漱石の駆け抜けた人生の濃さを思います。私だったら、教員が辞められなかったと思います。
■運転しながら、ミスチルを聞いていました。2001年に出たベストアルバムです。2001年と言うだけで、もう15年以上前と言う大時代ですが、収録されている曲となれば、1992年発表のものもあり、昔聞いた時より、はるかに若さを感じる曲が多かったです。
大御所でもこんな甘く切ない若い時代があるのかと思いながら、そう言えばルーザー様も若いまま亡くなったのだなと思いました。彼の場合その性格や立場、能力から言って若さが話題になる事は少ないかもしれません。
当時のルーザー様と一緒にいた高松はもっと若い訳で。老成し、何物も受けれいない様な男達ですが、次に何か書く時は若さも視野に入れたいなと思いました。人って年を取っても変わらない所が多いと思いますが、多少の味付けはやってみたいものです。
■前橋に桜を見に行って来ました。県内で一番著名な桜のスポットは赤城山ですが、前橋公園、敷島公園の桜も見事でした。自分は前橋に行く時は車で行く事が多いです。前橋駅、新前橋駅から県庁ないし市役所が遠いので、電車だと相当の距離を歩く事になります。
前橋公園は、お前はまだグンマを知らないを読まなければ行かなかったかもしれません。神月達の高校がグンマのどのあたりなのかは特定されない様ですが、地域的に前橋あたりだろうと思っています。
前橋って道路は発達していますが、鉄路は非常に面倒くさい事になっています。新前橋には車両基地もあり、見ごたえのある駅ですが、便がいいかと言われれば言葉に詰まります。
前橋・新前橋は、高崎・吾妻・水上・小山という4つの方面に向かう便利な駅と言っていいと思います・ただし地方の悲しさなのか本数が少ないので、駅についても便利な気にならないのです。鉄道をよく知り、積極的に使えばそんな思いはないだろうと思いましたが、乾いた風が吹き荒れる駅構内で、30分電車待ちなどしていると、肌が荒れそうです。 |
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