■上越新幹線は政治的な力で開業したと言われていて、どの駅にも大体優しいです。燕三条、浦佐は小さめの駅ですが、田中角栄の実績が感じられます。(燕三条の駅名の決定は角栄の仲裁があったらしい。浦佐には角栄の銅像がある)
東海道新幹線を豊橋駅で眺めていたら。何の頓着もなく、のぞみが通過して行きました。自分が乗るのはひかりだったのですが、ひかりも2時間に一本くらいでした。いっそ久々にこだまに乗ろうかとも思いました。
のぞみ。自分もかのようにありたいと彼を見て思いました。豊橋で乗るのに何を言うと思いますが、彼があそこまで容赦なく通過しなければ、のぞみの速さは実現しません。「通過」こそがのぞみの役割なのでしょう。取捨選択の鮮やかさに惚れ惚れしました。
宮脇氏が今ののぞみを見て、何というか大体想像はつきますが。彼があんな走りをしなければ、日本の電車は学ぶべき相手を失うでしょう。のぞみは儲け主義だ、嫌らしいという人もあるかもしれません。
しかしのぞみの儲けの大半は、JR東海の小さな路線に回されるか、リニアに注ぎ込まれるか、株主へ回されるだろうから、のぞみ自身には、最低限の利潤しか来ないだろうなと思います。カッコイイ。
■少し前、飯田線沿線でどこに泊まろうか考えていた時、平岡駅直結のホテルを見つけて大いに安心しました。温泉が快適で、御飯も美味しくて量がありました。売店もあり、いいホテルに出会えていい旅行になりました。親切にして頂きありがとうございます。
飯田線で泊まるなら、平岡でない場合は、飯田駅周辺か、天竜峡駅周辺の旅館になるのかなと思います。飯田駅では食事のために降りましたが、ビジネスホテルや居酒屋があり、便利そうでした。
天竜峡には温泉旅館があり、流石景勝地という感じでした。自分は降車から乗車までの一時間程度を散策しただけですが、泊まっても素晴らしい所なのだろうと思います。日本的な絶景で、急峻な崖の間を爽やかな川が流れ、景色を眺めながらの入浴は最高だろうと思います。
平岡は、これぞ飯田線と言うこちらの勝手なイメージに合わせるかのように、優しい宿でした。駅の近くに温泉が湧いていて、そこから運んできて提供してくれているそうです。車があれば源泉にも行けましたが、電車旅なので、車窓とホテルの窓からの景色を楽しませて頂きました。 |
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