■グンマについてもう一個小説を考えています。高松の嘘と負傷と隠居と「浮気」について、グンマがどうとらえたのか考えていました。高グンについてフォローしにくいのは、自分の長年の演技について、高松がグンマに自分で暴露しなかった点です。
南国で暴れるキンちゃんを見て、グンマはいずれにせよ叔父であるサビに任せて、自分はキンちゃんに殴られてもいいから、キンちゃんの前に行かねばならないと思った高松。もし自分がこの世からいなくなるなら、キンちゃんとルーザー様にだけは義理立てして死のうと思ったのでしょうか。
グンマは高松との過去を忘れ、本当の家族と幸せになることを考えて欲しいです。高松にとって過去とは、ルーザー様に関する事だけを指す気がします。
■歌うアニメというと、マクロスが浮かびました。女性ボーカルが多い気がします。バサラは男性ですが、彼は自分の歌のために歌う人なので、いわゆる「好きな人のために歌う」ではないなと思います。
いつの間に、女性のために歌って踊る男性キャラが普通に見られるようになったかなと、うたプリ4期を見て思いました。劇中の視聴者が全て女性だとはされていませんが、嶺二の「マイガール」、ヘヴンズの「エンジェル達」は、劇中及びアニメ女性視聴者への言葉として差し支えないのかなと思います。
■エヴァ以降のアニメ・漫画の潮流みたいなのを考えていました。パプワについて思う時、時期的にエヴァっぽいものが怒涛の様に出てきた頃でもありますが、一切影響を受けていなそうだなと思いました。以下妄想です。
・エヴァと言えば女性キャラだと思う。過去、男のアシスタント的な意味での女性パイロット、女性軍人は珍しくないが、ミサトを筆頭に、仕事面で男に従属している女性は少ないと思う。マコトに自分の服をクリーニングさせているミサトを見て、時代が変わったのだと思った。
ユイさんみたいな女性も、いるようでいなかったと思う。「夫や子供を幸せにしたい」と思う奥さんはいると思うが、だからといって自分がエヴァになって、永遠に人類を見守る存在になるとか思いつく女性はそうそういないと思う。
(ユイがエヴァの一部になってしまい、目の前からいなくなった事で、夫と子供、シンジとゲンドウは不幸の底に叩き落とされたと思うが、ユイさんには本望だったらしい、よく分からない。)
そもそも女性キャラが皆無に近いパプワについて、エヴァの影響は少ないと思いますが。劇中で女性に近い?ポジションにいるリキッドについて考えていました。
・バトル漫画における主婦キャラと言えば、ドラゴンボールのチチさんだが。バトル一辺倒なあの世界において、「普通」代表みたいなキャラだったと思う。辛い修行に挑む悟飯を心配する姿とかよかったと思う。
悟飯たちのバトルに、チチさんは直接は関係ない。だからこその主婦キャラのよさなのだが、リキッドの場合、戦闘も出来ます、青赤の一族の話にも発言権があります、家事は抜群です、心戦組にもシンパがいます、マジックの同盟相手の息子ですと何でも盛られていて、「これ」という決め手がなかったと思う。
戦う奥さん、妻が一番強い、等は好きなノリだけれど、リキッドにパートナーはいない。本当にいない。崇拝者はいる?けれど、リキッドが心から「好き」な人はいない。「好き」な人がいても、高松やジャンの様に、落としどころのない苦痛を抱く結果も招くから、パプワは恐ろしいと思う。 |
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