■自分は空気の読めない人間なので、対面している相手がニコニコしている時、本当に笑ってくれているのか、酷く何かを我慢した上での笑みなのか分かりません。親しい間柄でないと、仮に何かを酷く我慢していても多分教えてくれないでしょう。微笑みはある意味拒絶なのかなと思いました。拒絶と言うか、スキルってやつなのかもしれません。
■30年前の映画、聖闘士星矢邪神エリスを見ました。時期的には、テレビアニメで黄金十二宮編の始まる直前だったそうです。アニメもジャンプも、星矢最初の絶頂期だったと思います。注目すべき点は、今後の星矢の「形式美」がここでほぼ決定されたらしい点です。
・沙織さんはいつも単身行動して敵にさらわれ、拷問に近いような目に遭い、物語終盤まで苦しめられる。
・敵は聖闘士だった男である事もあり、別の戦いで亡くなった戦士が敵の力で生き返って、星矢達に挑んでくる。(敵とはいえ、生者をペガサス達が「殺す」のでは寝覚めがよくないからか?)
邪神エリスがその後の星矢を決めたのかもしれません。戦う相手を、一応神なのに邪と言い切れる世界観がすごいです。一輝兄さんも形式美と言わんばかりに、敵をしっかり言い負かしてから戦う男でした。
■からくりサーカスを読んでいます。先日泊まったホテルに数巻だけあって、それだけ読んで。これは全部読まないと気が済まないと思いました。好きなキャラはギイ、ルシール達しろがねです。
からくりサーカスは43巻と言う長丁場です。うしとらより10巻多い事になります。一日中漫画を読んでいられればいいのですが、そうもいかず、長い長い物語を追うだけで精一杯です。キャラ萌え・キャラ妄想する隙さえ与えないのが、藤田先生なのかもしれません。
先日泊まったホテルで読んだ巻では、まだギイ・ルシールコンビと、鳴海が活劇中でした。ルシールの登場前と後、退場後ではからくりサーカスは別の作品の様にさえ思います。まだ牧歌的な序盤なので、長い物語に迷わない様に一項一項読みたいです。 |
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