■スパークの準備を始めようと思います。書かないと死にそうな事が沢山あります。直接南国とは関係ないですが、古いアニメ等で塩沢さんの声を聞くと、シリアスもギャグも出来る方だけに、ルーザー様も出番があればこんな感じだったのかなと寂しくなります。
そんな楽しいルーザー様との時間を、高松は根こそぎ失ったのだろうかと思います。フェイスレスではないですが、そこでグンマを相手に光源氏計画に手を出したとか出さないとか。キンちゃんの登場で、高松の立場が光源氏から、(キンちゃんが源氏で)藤壺中宮に変わった様な気がするのは、竹淵の妄想です。
■恋人だ初恋だと、昨日から気持ち悪い事を書いていて済みません。幼年期から社会人になるまで、孔明に恋をして暮らしていました。嫌な事があった時とか、自宅にいるのに家に帰りたくなる時、彼のことばかり考えます。
孔明も立派な人殺しなのでしょう。為政者として充実した政治をしていた事、人民から慕われていた事、信賞必罰を行ってもかえって民衆が喜ぶような男だった事を、私はよく知っています。ですが、戦争を起こす側の人間だった事も確かです。
■からくりサーカスを20巻まで読みました。スパークの原稿を始める前に、最終巻まで読む予定です。ルシールの最期の場面は、ずっと前に読んだきりだったのですが、よく覚えています。今回も素晴らしい読後感でした。
からくりサーカスだけではないのですが。うしとらでも、各巻各回の衝撃が強すぎて、ある場面を思い出してその場面だけ読み返しても駄目で、一巻第一話から読み直す必要が出て来ます。ギイの登場シーン、伊豆半島に流れ着くまでの戦闘等は感動的ですが、同じ感動を少し時間が経って味わいたくなった場合、一巻から読み直しになるでしょう。そうでないと、ギイの重みがよく分かりません。
あのキャラもこのキャラも、亡くなるか永遠に再会しないんだよなと思うと、最後まで読み通す自信が揺らぎます。ギイなんて絶対死なないイヤミな男で通してくれればいいものを、死なないで、傷つかないで、帰って来てと読んでいるこちらが爆破されたような悲壮感を感じるまでになりました。
ギイの最期、初めてからくりサーカスを読んだ時は、勢いでどんどん読んだでしょうが、今読めば自分は(気持ちの上で)無事では済まないかもしれません。ですが、下手に妄想する隙も与えない、頑丈な漫画に出会った喜びもあります。 |
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