■京浜東北線を乗り過ごしたり、新幹線を乗り過ごしたり、最近おかしいと思っていましたが。今日、昼のお弁当で、ケチャップがついたハンバーグを服の上に落としたのには参りました。注意力散漫というより、なけなしの注意力を別の事に使っている気がします。
過去一度、適性検査的な試験を受けた事があります。点数が平均以下だったようで、試験先も結果を詳しく言いませんでした。バウムテスト(自由に樹木と地面を紙に描かせ、心理状況などを試験するあれ)も受けたことがありますが、結果について口をつぐまれたのには腹が立ちました。
色々困っているから専門家を頼ったのにと思いましたが、多分誰かに助けてもらえないジャンルの話なのかもしれません。電車で乗り過ごすのなら、注意して電車に乗るしかありませんし、御飯をこぼすなら、こぼさない様に食べるしかありません。
■南国とPAPUWAを読むと、結構な頻度で誰かが変態と呼ばれています。余りいい言葉ではないのですが、当時の勢いと絵のタッチからして、よく言われていた、「女性作家らしいギャグ漫画」の範疇なんだろうなと思います。
繰り返しますが、あまりいい言葉ではありません。しかしいい意味でそうとしか、言えない場合もなきにしもでした。
ここで大事なのが、あざとい変態ではない事です。別に狙っている訳でも、脚本がある訳でもなく、あるがままに行動したらそうだったというだけなのがポイントなんだろうなと思います。中学生がウケ狙いで休み時間にやるような変態ではなく、ガチな感じの。
変態と言うか、平成の世の中に平安時代の人が来てしまったような笑えない笑いです。例としてどうなのかと思いますが、源氏で、柏木が源氏の屋敷に来た時、誤って女三宮の姿を見てしまう場面があります。見たと言っても間近で彼女の顔を見たはずはないだろうし、「若い女性がいるのが分かった」程度のものだったと思います。
しかしその後柏木が、女三宮に薫を生ませ、女三宮は父帝の手で出家に至ると言う混乱を招いています。優雅な話ですが、平成の今こんなことはないと思います。アニメか漫画の世界です(源氏をガチで読んでいた人達には、至高の娯楽描写だったんだろうなと思う。)
源氏の女君漁り自体ギャグっぽく思えます。源氏を中心にして家系図を書くと、夫婦関係が女一人に男二人みたいな訳の分からない図になります(藤壺、夕顔、空蝉等は既婚者)。ここまでやってくれれば文句も言えないみたいな。
高松の場合も、メーターを振り切った所に面白みがあるのかなと思います。先年、長野〜新潟の観光列車、おいこっとに乗りましたが。車内では、歌や踊りの歓待があり、笑いあり野沢菜の差し入れありの、電車と思えない光景が続きました。「(山手線等では)ありえない」をやり切った所に、面白みがあるのなら、ドクターの良さも、その辺にあるのだろうと思います。 |
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