madeingermany

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...... 2017年09月18日 の日記 ......
■ 学者さん   [ NO. 2017091801-1 ]

■高松を二次創作していて思うのは、この人学者さんなんだなと言う点です。現代のお話なので、学者といえどもサラリーをくれる大学や企業に所属しないとならず、孤高に生きる事は無理です。

高松なんて、自分が生きていける所を常に選択しないとならず、若い頃からそういう苦労していそうです。横柄に見える振る舞いも、(シンタロー達は腹が立つでしょうが)自己防衛だったのかもしれません。

まさしく高松はルーザー様に、「拾われた」のだろうと思います。スリッパを、永遠にそろえてあげるんだろうなと思います。(マイフェアレディ)



■孤独癖のある子供が憧れそうな職業として、科学者等があるのかなと思います。ノーベル賞ならニュースになりますし、孤独と栄光がごっちゃになった、嘘のような印象があります。

しかし余程の大金持ちでないと、一人で研究なんて出来ないのが現代です。昔、ヨーロッパの貴族が新世界の動植物を集めて研究していた時代なら、孤独と栄光が同居しそうですが、現代の企業でそんな事は起こりえなそうです。予算が立ちません。

文学に出て来そうな科学者は、ヴィクター・フランケンシュタインの様な、暇な富豪の青年みたいな存在なのかなと思います。不幸にも、映画やドラマに出て来るか学者はそのイメージかもしれません。



■中学、高校の時の夢は学者さんでした。人と話すのが苦手だし、(20年前の)女性らしい仕事として保母さん、看護婦さん等も無理だとほとほと思った時、文筆で飯が食えるならと夢を見ました。ちなみに「お嫁さんになりたい」とは一度も思いませんでした。

文学少女として、地元の新聞に投稿したりと、それなりに努力してたと思います。学校の成績も数学はダメでしたが文系ならなんとか、どこかの大学へ行けそうでした(こういうネタを書くと本当に年を取ったと思う。)

さて大学に行って、本物の学者さんと対面しました。何のことは無い、自分の専攻のクラスの教師は大学教授、いわゆる学者です。夢にまで見た学者に、18歳の竹淵は対面しました。



まず先生に言われたのが、竹淵達大学生は、プレ研究員である事でした。大学は基本的には研究機関なので、学生達はプレ研究員となります。そのつもりで単位を取りました。

子供達や異性に接する事がダメで、女性らしいあらゆる仕事から逃げて来て。大学教授=18〜22歳くらいまでの子供達の世話が仕事の一部であると知り、自分の甘さが恥ずかしくなりました。他人の世話が出来ない・やりたくない様では、サラリーがもらえるはずないのです。

先生は「文学部しかも東洋史なんて何の役にも立たない」と言っていました。なんてことを言うのだと当時は思いましたが、先生の主旨は一貫していました。多分先生の生徒で、余程単位がない場合でないなら、留年した人はいないと思います。

いても何の役にも立たないから、早目に皆社会に出したと思います。自分の様な論文でも、目こぼしで卒業させたくらいなので。

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