■安吾を読んでいます。読みたい時に読む、そういう作家の様な気がします。読みたい時しか、読んでも内容が入って来ない、そんな作品に思えます。高校の頃、安吾のいう事が分かりませんでした。
■高松と自分に、共通項があるだろうかと割と真剣に考えていました。同人、二次創作において押しキャラ=自分と言うのなら、何か共通項があったっけかなと思いました。そもそも異性じゃないかという事がありますが、ムキムキで内面は乙女、というのが南国&PAPUWAの根底にある気がするので、セーフでしょうか。
・「性格」で勝負に出られない自信がある事。どんなに好きな人からでも、ありのままでいいんだよとか言ってもらっても、「私には改善の見込みもないんだな」とか信じる事を避ける点。
自分自身は永遠に愛されなくとも、プラスアルファで他人からの愛情なりを買おうとするので、人間関係がスムーズにいかない。(高松の場合、科学者としての価値≧高松自身の価値、が自他の認知なのかなと思う。)
・現在を楽しまない点。何が気になるのかは本人にもよく分からないのだけれど、自分自身に左程価値がない以上、過去の実績に頼り、未来の幸せを渇望してしまう。結果、現在が楽しめない。警戒心と呼べるくらいの、気のおき方は自分にも他人にもあまりいい事がない。
心のなかで、常にアラームが鳴っている感じがする。疲れるし、別に敵の襲来を受けている訳でもない。しかし前述の様に、素の自分では勝負に出ても負けるから、いつも何かのプラスアルファを求めさまよう。
(高松の場合、常にグンマに対して秘密を持ち歩いていたので、グンマの前で演技を続けざるを得ない苦痛は計り知れなかったと思う。グンマは高松の嘘くささを疑いつつ、見なかったふりをしていてくれたと思うが、素の高松はと言えば、願う事が「ルーザー様の特別になりたい」という乙女心一個。本人以外には、あまり重みのない願いだろうと思う。)
■上諏訪で下車したら、黒髪の女の子の等身大イラストがありました。着物にマイクロミニスカートと言う、絵柄次第では男性向けとも言えそうなイラストでしたが、そう言えば、群馬県内の私鉄の駅でも、鉄娘の等身大ポスター等がありました。
諏訪湖や諏訪神社の神々しさは、美少女、美女に例えるとしっくり来そうです。群馬の榛名湖、赤城大沼も美しい場所ですが荒々しいというか、人っ子一人いない険しい山道を、車酔いで死にかけながら行く場所なので、ついてもゆっくり散策と言うより、吐きそうな体調をなだめ、帰り道までの体力を蓄えるだけの場所でした。
群馬をディスる気はありません。県内外の家族旅行、ないし異性と行くだろう旅は、自分には過酷だったという昔語りです。異性の運転する車には、私用なら死ぬまで乗らないつもりです。・・・昔、車酔いで本当に吐き、他人のペースで観光・移動せねばならない旅で訪れた名所を大人になって行ってみたら、素直に楽しめました。
公共交通機関で行く温泉と湖。上諏訪に行くという夢は、無事叶いました。 |
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