madeingermany

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...... 2017年10月15日 の日記 ......
■ 火の鳥   [ NO. 2017101501-1 ]

■グンマ様の小説を書こうとして、週末が終わりました。他の団員なら、「生きていさえいれば」という感慨で幕引きにする事も可能かなと思いますが、グンマの場合、グンマは他の団員の様に「マジックに始末される」「敵に殺される」恐怖を味わう事は少ないと思います。

南国初期ならグンマの無害っぽさがマジックに受け入れられ、唯一シンタローの同世代の身内となれば、グンマの生命は保障されています。物語全体でも、グンマが外部からの身の危険を感じる事は少なかったと思います。



グンマに何かあったとしても、高松がキングギドラの様に控えているなら、グンマの身は安全です。問題は、高松がキングギドラであることなんだなと思いました。

(キンちゃんは子供なので怪獣が好きそう。順調に生誕していたら、シンタローと怪獣ごっことかしていたんだろうなと思う。シンタローが正義の味方役だと思うが、怪獣の方が凝っていて面白いからと、キングギドラ役も喜んでやりそう。ルーザー様と高松と小さいキンちゃんで、勝手に科学戦隊とか名乗って遊んでいそう。)



■昔、知人の家に手塚治虫の火の鳥がありました。愛蔵版の高価なものだったと思います。知人の父親の所有物で、勝手に読んで汚してしまった事もありました。今にして思えば、家に帰って親に話して、買って返すべきだったのだなと思いました。

我が家は、お金があっても子供には与えない家で、自由時間があるなら、田畑に出なさいという家でした。全ては家庭内労働なので、労働は全て家庭?に還元され、働いても個人的な報酬はありません。

おこずかいなんて甘美なものはありません。女ボスである祖母に絶対の権利があり、嫁である我が母と、その娘の私には祖母の威光が絶対でした。(※父親?知らない)

それはそれとしても。高価で面白そうな漫画のある知人の家に言って、汚すまで読みまくった自分には受けるべき罰があって、今にして思うとあれもこれも、そういうだらしなくて報復的な自分への罰だったのかなと思う事が多いです。家で自由でなかったから、知人宅や学校で好きにしていれば、結局居場所がない子になるんだろうなと思います。




火の鳥の話でした。もう恐ろしくて読めないなと思います。火の鳥が人類を見守る話で、各回に出て来る登場人物もとても魅力的です。しかし余りに過酷な物語です。

未来編を思い出していました。ロックの最初から最後までの焦りようが恐ろしかったです。ロックはエリートで、人類の未来を案じていました。死に物狂いで前進しなければならないと言い切るロックが、色々あり過ぎて、タマミと一緒に逃げようとする場面があります。選ばれしエリートだったロックの、最期に近い方ではムーピーのタマミにすがる姿が切なかったです。

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