■ルーザー様って、家族に対し「自分を見て欲しい」という欲求が強そうだなと思いました。多くの場合、家族には素の自分を見せて、友人知人には多少格好をつけたいと思うのかなと思いますが、ルーザー様の目には家族しか入っていない様です。
青の一族としては正しいスタンスですが、ルーザー様の寿命を著しく短くしました。家族と不仲なら、学校や趣味の世界に癒しと理解を求めて、ある時期まで耐え抜くという事も可能だったのかなと思いますが、ルーザー様にとってマジック、ハレ、サビだけが彼の世界だったのかなと思います。
たった三人に、そこまで強い願望をぶつければ、願望を受け入れる受け入れないの前に、三人を引かせてしまいそうです。高松の出番が回って来なそうなルーザー様の価値観ですが、順当にキンちゃんが生まれていたなら、彼の「家族に慕われたい」願望を、キンちゃんと高松が引き受けるターンもあったのだろうかと妄想します。
■どうすると、鉄道が面白くなくなるのか考えていました。自信を持って愛しているから、あえて実験的に考える題材になるかなと思いました。
・乗りたくないのに乗る
(※内容が下と若干かぶります。通勤通学で電車に乗るのは仕方ない。行きたくない会社、好きじゃない学校に行くのに電車に乗るなら、勢い鉄路も愛しにくいだろう。この路線が好きで、この会社・学校を選んだと言うつわものでないなら。私が車というものをいまいち愛せないのは、多分乗らねばならないものだからだと思う。)
・無理をして乗る
(金銭的、時間的、体力的に無理をして電車に乗るのはよくない。都会で駆け込み乗車に注意喚起しているのはよく見かけるが、田舎でも本数が少ない分、注意深い乗車が必要だろうと思う。好きなら余裕のある時に乗りたい。乗らねばならない時なら、尚の事鉄道にはパートナーの如き愛情と配慮を持って乗りたい。)
・自慢して乗る
(鉄道と自慢と言う、一見無関係な行為だが、有名な駅、有名な路線というのは存在する。無名なら無名で人が集まってくるのが鉄道と言うジャンルだと思うけど、上記のとおり、乗る時には余裕と愛情を持って乗るべきであり、他人からの賞賛を求めて乗ろうとすれば、どうしても無理が生じ、楽しくなくなると思う。鉄路と自分があればいいじゃない、くらいの癒しを鉄道に求めて構わないと思う。) |
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