 ■JR東が出している月刊誌で、沢木耕太郎の文章が読めます。新幹線の中で読めるトランヴェールです。癖がない様に見えて、グッと染み入る文章だなと思います。遅まきながら、図書館で深夜特急を借りて来ました。ゆっくり読もうと思います。
■少女漫画・少女向けアニメのヒロインの両親は、大体「サラリーマンのパパ、専業主婦のママ」です。景気のいい時代だったせいもあると思いますが、社長令嬢等ちょっと特別な職業のパパ・ママを持つ少女は、むしろライバル的な子だったと思います。
少年向けだと全く違っていて。「父親がプロのスポーツ選手、母親がマネージャー」等、妙にリアルです。幼少期からプロになるために、父親にしごかれる男の子も漫画やアニメでは多かったと思います。ヒカ碁のアキラの父親は名人でした。
科学者を父親に持つ子供は、ある意味悲惨な人生のスタートである事が多いのかなと思いました。父親が発明した、妙な科学兵器を相続してしまい、悪の組織に狙われるとか。父親の開発した妙な道具で変身を強いられ、悪と戦うとか。
親が科学者というだけで何故と思いますが、息子やムスメにしか使ってもらえない様なものを、命を懸けて開発してしまう男を父親に持った不幸が、その子の運命だったのかもしれません。どうせすごいものを作るのなら、作ったものの営業まで自分ですればいいのにと思いますが、そういう方面に才能の薄い男だったのでしょう。
■濃い洋菓子が好きです。甘くて香り高い、冷たいカスタードクリームがたっぷり入ったシュークリーム、そのシュークリームの兄弟の様な、甘くて苦いチョコレートのかかったエクレア。
大奮発してナポレオンパイ、サントノーレ。イチゴのミルフィーユ。庶民の味方のマドレーヌ、フイナンシェ、マカロン、クッキー、パウンドケーキ。デコレーションケーキ、ベイクドチーズケーキ、レアチーズケーキ、タルトケーキ、ガトーショコラ、瀬戸内レモンケーキ、オペラ 云々
戦争中に内田先生が食べたいものを羅列していましたが、食べたいもの、飲みたいものは頭でイメージするのでは不十分で、書き出したくなります。
内田先生は戦争後にまた食欲を満たしたと思いますが、自分はデブになるのが目に見えているので、食べずに書き出しました。コンビニでもスイーツが手軽に帰る今現在、永遠にでもスイーツを口にできる環境です。
小袋のポッキー一袋で、自分のお腹まわり・お尻・太ももを見るのも嫌になる罪悪感に襲われます。旅行先等なら動くし、荷物多いからいいよねという甘さも、嫌になりました。自分でお菓子を焼けば、大量の砂糖・バター等の目の当たりにするのだから、飽きるだろう・痩せるだろうと目論んだ事もありましたが、玉砕しました。
仕方がないので、甘いお菓子の写真が沢山載ってる本を図書館で借りて読みました。食べたつもりダイエットだと現金の移動がありますが、この場合は見るだけダイエットとでもいうのでしょうか。
本に高松市の喫茶店が出て来ました。書いた人は、スイーツを食べた後、讃岐うどんも食べたそうです。自分も食べるしかない、とつい思いました。香川県では、甘いケーキを食べつつ、並サイズのうどんを食べると聞きますが本当らしいです。 |
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