■大菩薩峠を読んでいます。お雪が懐妊しているのかどうか、ぼやかしてあります。多分お雪のお腹には、竜之助の子供がいる、ないしいたのだろうと思われます。大菩薩峠は、うごめく人々の物語なのだとか言われますが、つまり女性と子供には住みにくい世界です。
比較的常識人と言われるらしい駒井も、幼い息子が側にいても使用人に預けっぱなしです。当時の感覚では正解であるとしても、弱いものには快適な世界ではなさそうです。やたら経済力・行動力のある未亡人ばかり出したがるのも、書き手の好みでないのなら、単なる(責任能力のない男達に対しての)目くらましに思えます。
■ピクシブに以前書いた小説を上げさせてもらいました。読んで下さった方、ありがとうございます。他にも漫画や小説で、キン高・ルザ高を書き溜めていますので、イベント等で本も見て下さると嬉しいです。
特に年齢制限は設けておりません。ですが、ピクシブに上げたのは、一応あまりいちゃいちゃしていない方のものです。四十路五十路の高松がどうこうしているのは、あくまで端然と書ければと思います。
一番激しいのは、原作漫画・アニメの高松だろうと自分は思っています。完全に興奮しきった高松を、もっとアニメで見たかったと思います。南国アニメで、いい年をして「(グンマに)抱きつくんじゃありません」とシンタローに襲い掛かる高松は、年齢不相応で可愛かったです。
■欧米の女性がスリムで美しいのは、お菓子を食べるにせよ、高級チョコを一粒とか、厳選した楽しみ方をするからだと何かで読みました。その厳選された何とかを食べるにしても、満足するまで食べる・毎日食べる・数種類食べる、では同じなんだろうなと思います。
■職場の同期が、学生時代にコージ―コーナーでバイトをしていたそうです。大変だったと言っていましたが、自分はあんな美しいケーキに囲まれる仕事なんて夢の様だと、同期の味わった苦労がまるで想像出来ませんでした。
自分は学生の時、一回だけ花屋でバイトをした事があります。お盆の前で、花屋は書き入れ時だったそうですが、自分はまったく役に立たず、すぐ解雇されました。何が出来ないって、菊を綺麗に輪ゴムでまとめるバイトだったのですが、何回説明されても出来ませんでした。
花だケーキだと言っても、生産者の方は苦しいのかもしれません。
自分の太った体を見ながら、思い浮かぶのはコージ―コーナーのナポレオンパイでした。常備してあるメニューではないらしく、ある時とない時があります。
自分がナポレオンパイにこだわるのは、ほとんど初めて自分で電車に乗って前橋に行って、就職活動をして、一区切りついた時に買って食べたケーキだからです。在来の電車の、ガランとした中で、リクルートスーツのまま生クリームとイチゴにかぶりつきました。
そんなだから就活は難航しました。難航しながら、輝く様な甘いナポレオンパイの前に平伏し、一時の疲労や興奮をケーキに委ねてむさぼり食べた思い出は濃厚です。また、あらゆる感情が高ぶった時は、コージ―コーナーのナポレオンパイにかぶりつきたいです。 |
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