■仕事が忙しいのですが、自分は忙しいのが好きなのだなと思いました。何かしていないと駄目なんだなと思います。じっとしていると訳もなく気落ちして行きます。
もし次の高松受本を書く時は。甘いルザ高が書き(描き)たいです。ルーザー様が?とも思いますが、なら何故高松は、「好きな人と南国の浜辺でキャッキャしながら追いかけっこ」という事を43歳になって行ったのでしょう。
南国グンマの描写が全体的にやや子供っぽいから、大人の高松がグンマに合わせて、波打ち際で追いかけっこしたのだという解釈も出来ますが、高松は初めてじゃないのではと思いました。意外とルーザー様は、無邪気な面があったお人なのかもしれません。
■久々にPAPUWA雑感です。
・南国で、パプワ島をユートピアと呼んだキャラがいた。南国の世界がチャン5にスライドしていったら、ディストピアものになるのだろうから、ますます南国が恋しくなるのだろうと思う。
南国の高松は、パプワ島という、研究のテーマになりそうな興味深い世界に来てしまった興奮と、同じ島にルーザー様の息子であるキンちゃんがいる事実で、ハイになっていたのだろうと思う。
・PAPUWAは原作者のリキッド溺愛により、南国よりユートピアテイストが上がっている。ガンマ団の脅威、マジックの世界征服の野望、コタへの酷い虐待等は、物語の背景にまで後退した。
南国で抱えていた諸問題が、(シンタローによって)解決されたと言うより、解決しようと言う意志のある人がいなくなった。リキッドにとって、ガンマ団とは父親の取引先の一つであり、コタは取引先の御曹司というだけで、南国の諸問題をリキッドが引き受ける事はない。マジックの家庭内暴行は、リキッドが責任を負うジャンルではない。
・シンタローさんはどうしたのと思う。シンタローにとって重要なのは、コタローの安全と幸せだったと思う。南国で扉から出てきたコタローが暴走を始めたため、シンタローはコタについて諦めたのかもしれない。
恐ろしい事に、マジックならコタの暴走を暴力で止める事が出来るのである。コタより強い秘石眼の持ち主はマジックであり、力技に持って行けばコタは倒れるしかない。おまけにコタが最初に親和性を示したのは、キンちゃんだった。シンタローが南国の物語のキーだった諸問題から手を引いてしまった。
手を引いたと言うか、シンタローがずっと気に病んでいたのは「マジックとコタローの不仲」である。シンタローが2人の親和を願っても、歩み寄るかどうかは、最初からマジックとコタの2人だけの問題だったのかもしれない。
ならガンマ団の脅威、マジックの世界征服と言う恐るべき野望についてはどうか。これもシンタロー自身にとっては無害だと思う。マジックは世界中を焼き尽くすかもしれないが、シンタローには優しいのだから。
シンタローも「マジック自身は愛せても、マジックのする事は愛せない」と言うのではなく、マジックの仕事を引き継いだあたり「マジックのした事、する事」にも拒否反応はない。
南国&PAPUWAを思う時、リキッドって傍観者だなあと思うのだけど、シンタローもそうだったのかもしれない。シンタローもリキッド同様、「貴方のためなら喜んで死ねる」という人員が複数いる。 |
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