■JR東海の株について調べながら、JR西の株も方も見てみました。私鉄王国関西らしい、JRで最も民営に近い内容でした。乗車券、特急券を買う際の割引が5割だそうです。確か割引は、JR東海が1割、JR東が2割、JR九州が5割です。
関西に住んでいた時、そういえばあまりJRに乗りませんでした。JRの方が路線図が頭に入っているので利用しますが、安くて便利で速いのは私鉄だったと思います。路線が長いのはやはりJRなので、もしJR西の株を買ったら、糸魚川あたりから鳥取、山口、岡山、京都大阪辺りまで半額で一週出来るなあと、夢を見ました。
■マジックとコタについての、独断と偏見です。
・南国の始まりは、コタローの誕生による。今まで平和で愛情にあふれた、父との暮らしを送っていたシンタローは、弟の誕生を喜ぶが、父のマジックは内心複雑だった。
マジックの、シンタローとの水入らずの生活に、コタと言う異物が加わった事で、マジックが精神不安定になり、コタを幽閉という形で排除した。コタが邪魔であるというマジックの内面が理解出来ないシンタロー、シンタローの生まれて初めて抱いた悩みになった。
シンタローがマジックとコタについて悩むのは仕方ないけれど、結局悩みの当事者はマジックであり、コタローだったのではないかと思う。シンタローではなく。
アドラー心理学ではないけれど、「子供が勉強しない」「夫が働かない」等の家族の悩みって、結局お母さんや奥さんがどうやっても解決しないだろうと思う。無視、相手にしない、「そうやって怠けているといつか困るのは貴方」と距離を置く等して初めて、問題のある人が問題に気が付き、自分を見直すのではと言われている。
シンタローがマジックとコタをどうすればよかったのかというと、私もよく分からない。しかしマジックとコタの問題なら、マジックとコタしか解決していけない問題なのではないかと思う。
青の一族で最も大切なのは、愛情でも優しさでもなく、強さだと思う。末っ子で溺愛されたサビは別だとしても、秘石眼を有利に使い、秘石を手にし、暴力で周囲を支配するのが青の一族である。マジックとコタの関係にも使える定義だと思う。弱い方が強い方に従うのである。
マジックはコタより強い。動物の群れではないけれど、強弱しか青の一族を律するものはないと思う。マジックに溺愛されたシンタローには分からないだろうし、拒絶する理屈だと思う。でもシンタローもそういえば、「(秘石眼でなくて)弱そうだから愛した」と言うマジックの語りがある。
結局、大事なのは強弱だったと思う。全面的に愛されたシンタローには分からないと思う。家族だろうが恋人だろうが友人間だろうが、人間関係にはどうしても力関係が発生する時がある。シンタローはマジックに愛され、シンタロー>全世界で育ったから、分からないと思う。
マジックはシンタローの目を気にしていたから、コタに「強い父」を見せつける機会を得られず、コタを青の一族の理屈の中で、うまくさばけなかったのだろうと思う。強いだけの自分なんて、シンちゃんが見たら嫌っちゃうだろうと怯え、延々困っていたのかもしれない。 |
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