■只見線の時刻表と沿線を調べていました。災害で復旧中の個所もありますが、運行自体はあります。グンマ〜新潟〜只見線〜福島〜栃木〜埼玉〜グンマの旅路なら、磐越西線に乗っても可能ですが、只見線に以前から興味がありました。
■アドラー心理学が少し前流行ったのは、SNSのために承認欲求を(自分も含め)こじらせた人が、救いを求めたからなのかなと思いました。
承認欲求とは、誰々にこう思われたい等の連続した欲求を指すのだろうと思います。SNSが左程普及していなければ、欲求を満たす機会自体少ないから、欲求に駆られる機会も自ずと減ります。
24時間低料金でSNSに張り付いていられる今日、欲求から逃れるのが非常に難しいのかもしれません。卑近な話、「同人誌即売会で人様に本を見て欲しい」と思った場合、勝負は最早会場ではなく、何か月も前からのSNSによる交流等が力を見せるのかもしれません。
又聞きですが、コミケ等で参加者が会場に滞在する時間が短くなって来ているそうです。混雑回避、体調管理等のためもあるでしょうが、もうSNSで買いたいものをしっかり把握して来場しているから、迷いがないのだそうです。
つまり、「同人誌即売会で人様に本を見て欲しい」という、たった一つの承認欲求を獲得するのに、数か月数年単位のSNS上の行動が必要になります。二次創作なら、原作を見て萌える時間・妄想する時間・原稿にする時間・イベント参加までの旅路の時間等あれこれありますが、プラス、SNS上の交流、宣伝等が必須になります。
絶望するしかない事態ですが、身に覚えのある絶望です。例えば小中学生が進級の際クラス替えを経験すると思います、新たに面識のない人がお友達になる事は余り無く、大体部活や塾の付き合い等で、仲良しグループが出来ます。女子は顕著でしょう。
恋人が欲しいと思った時も、白紙の状態から異性が自分の前に飛び込んでくる事はないと思います。お友達のお友達、付き合いの付き合い等で、順々に互いをターゲットにするのだろうと思います。知り合い、お友達、恋人、結婚、と人は辛抱強く重ねていくのでしょう。
アドラーだSNSだと言っても、全ての事に下地があります。同人誌即売会でごそっと自作をただ並べて、自分の承認欲求を満たそうなんて甘い考えでしょう。アドラーがわざわざ、「この心理学を実行するのは大変時間がかかる」と断ったのは、まるで人間が徐々に知り合うかの如く時間がかかるからだというなら、自分はもうしばらく絶望しています。Content-Disposition: form-data; name="image"
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