madeingermany

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...... 2017年11月08日 の日記 ......
■ CCさくら   [ NO. 2017110801-1 ]

■理由は分からないのですが、アニメや漫画の、親代わり、家族みたいな関係に昔から惹かれます。少年バトルもので、あえて、年上の格闘家等からトレーニングを受ける物語にするために、少年を孤児にして、親切なおじさんに拾わせる展開はちょっと強引かなと思います。

孤児になったとか、とても貧しかったとか、漫画になるくらいの理由がなくとも、人には親代わり、家族の代わりの様なものが要るのではと思います。ややもすれば、家とか故郷とかも、実際のものではなく自分と親代わりだけの場所を思うのかもしれません。

大体妄想の産物だろうと思いますが、実父母でも他人なので、価値観や生き方が異なります。彼等と同床異夢である事を嘆くよりも、自分でこしらえた親みたいなものを頼って生きていく方が、精神的にいいかもしれません。漱石のこころの先生と私みたいな関係、よく分かります。



■CCさくらのアニメを見ていました。以下、雑感です。

・さくらが撫子の娘、薗美さんの従姪である事が再三強調される。美しい撫子さんは魅力的だが、さくらは第二子である。さくらのひいおじいさんは、撫子の第一子である桃矢には興味がなかったのか。

同じ撫子の子供でありながら、桃矢の扱いが軽い気がする。さくらが主人公なので仕方ないし、桃矢からして、さくらにシスコンなので違和感は少ない。

さくらがもモテモテである。周囲から愛される女の子というのは見ていて気持ちがいいし、さくらの可愛さ、性格の良さ等からしても、いい人間関係なんだなと思う。




ところでさくらを愛しているのは、断トツで知世ちゃんだと思うが、知世ちゃんにメロメロという人はいない。薗美さんさえ、本当に愛しているのは死んでしまった撫子一人だと思う。薗美さんは、撫子の従姉妹である自分なら、撫子にそっくりな女の子が生めるかもしれないと思ったらしいが、生まれたのはクールビューティーな知世ちゃんだった。

母は死んでしまった撫子に未だに夢中、ひいおじいさんも撫子オンリーだとすれば、知世ちゃんは皆の愛が自分に向いていなくて不満じゃないかと思うが、そこは伊達にCLAMPキャラをやっていなくて、自分もさくらクラスタになって幸せな日々を送っている。

知世ちゃんを愛してくれる人、知世ちゃんがさくら関連ではなく、自分の恋愛をする日は来ないのかなと思うけど来なそう。ニコニコしているけど、実は愛情不足なんじゃないかなと思うキャラとしてグンマ博士が浮かんだ。

グンマの場合、高松と暮らしたという人生最初のつまづきから、まだ立ち直っていないのかなと思う。ニコニコしている場合じゃないし、キンちゃんやシンタロー、コタはある意味獰猛だから、自分の欲を満たすためにガンガン動きそう。そんな従兄弟達を見守るのは、悔しくないのだろうか。

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