madeingermany

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...... 2017年11月17日 の日記 ......
■ 復讐するは   [ NO. 2017111701-1 ]

■グンマはどう思っているのか分かりませんが。高松が嬰児交換をしなかったとしても、マジックの心はシンタローに100%向いていると思います。愛したジャンとそっくりで、明るく元気なシンタローはいつだってマジックの天使です。

むしろ「シンタロー君は父親がいなくて可哀想」という大義名分をマジックは掲げ、自分からシンタローを息子同然に可愛がりそうです。嫡子のグンマが愛の偏向に苦情めいた事を言っても、こういう時だけ、殉職したルーザー様の事を持ち出して、シンタローへの偏愛を止めないと思います。

グンマの苦情の尻は、ルーザー様の部下だった事から、シンタローの名目上の保護者らしい高松に来るのかなと思います。貴方がしっかりしないから、僕に不利益ばかり来ると高松を責めるグンマまで想像出来ました。



■復讐は愚かな事だ、誰かに復讐する労力があるなら、自分の事に使おう、という意見があります。誰かに復讐したいと思った時思い出して、そうだそうだと思うといいと思います。しかし、本当に復讐と言う行為について考えた時、正論の横に別の考えが浮かびます。


・いじめっ子に、いじめられっ子の気持ちは分からない。根暗なお前が悪い、ノロマだからいじめたんだ、否、デキる俺が直々に、ウスノロの貴様を指導してやったのだ、有難く思え、たんこぶの一つ、生傷の一つ、勲章みたいなものだろう、という発想くらいないと、いじめるという行為は発生しないと思う。主観的な上下関係が、行動に出るのだから、主観からしてどうこうできなければ、いじめなど終わらない。



なので、いじめられっ子が直に、言葉や態度、パワーでいじめっ子に向かって言っても、いじめっ子には反逆罪みたいなもので、すぐに鎮圧されかねない。もうこうなると、三十六計逃げる如かずだと思う。

つまり、復讐されるべき加害者に、例えば世の父親に、子供である私が貴方のせいで苦しんだ、嫌な思いをした、辛かったと訴えてもムダで。自分が弱者から復讐される様な、恥知らずな行為を犯したのだと、ゆめ加害者は思わない。復讐と言う名のアタックは、加害者からは単なる、お門違いの迷惑行為にしか見なされない。




いじめられた辛ささえ、お前がバカだからと父に言われる可能性もある(実際言われている)。上下関係がある人間関係の場合、上が自分を守ってくれるとは限らないし、下とされる人が自分に同意しているかは分からない。

復讐と言うと、OAVジャイアントロボの幻夜を思い出す。世界中のシズマドライブを、フォーグラー博士の名の下に停止させ、大混乱を発生させた男である。どれだけ父の死が悔しかったのかと思うが、何故か、世界中の人に父親が再度恨まれるような復讐を行う彼は、とても可哀想に見えた。父親など、無暗にかばうものではない。

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