■CCさくらへのCLAMPからのコメントに。読者がさくらと小狼が恋人同士になったのを喜んでくれるのは嬉しいけれど、ノーマルカップリングだから祝うと言うなら云々と言うのがありました。
少女漫画雑誌で、ノーマルカップリングか否かが議題に上がるのも珍しいと思います。しかしセーラームーンでも、思えば原作のヴィーナス達は彼氏が欲しいと言いつつ、うさぎへの忠節と愛情故に何度となく命を散らすので、なかよしらしい議題かもしれません。(セーラームーンの主要キャラでカップルが成立したのは、ほぼうさぎと衛のみ)
さくらと小狼が読者にカップル成立を祝ってもらえるのは、2人が幸せそうだからに他ならない気がします。知世ちゃんみたいな我が身を削る様な愛も、聖伝の蘇摩と乾闥婆みたいな殺し合いエンドは、読んでいてドラマチックでもトラウマになります。
■子供の頃、南国をアニメで見ていました。その数年後にPAPUWAのアニメも見ました。PAPUWAの方は、アニメになった部分はかなり印象が原作と異なると思います。声優さんの声のイメージが、絶大なのかもしれません。以下、独断と偏見です。
パプワ役の田中さん(南国)、くまいさん(PAPUWA)→パプワのスーパー怪力ぶりと、内面の達観した感じがよく分かる演技だったと思う。大好き。
コタ役の大谷さん(南国)、小林さん(PAPUWA)→コタは怖い子じゃないんだよ、ちょっと不思議な力を持って生まれてしまったのと、父親と仲が良くなくて冷遇された事で、辛過ぎる生活を送ってしまっただけなんだよと、コタの声を聞くと思う。早苗さんの高貴な演技の声と、PAPUWAのコタはぴったりだった。大谷さんの声も可愛い。
シンタロー役の鳥海さん→ 荒くれ者の声もされるけど、基本的にいいお兄さんの声
ソーちゃん役の森久保さん→
PAPUWAでのソーちゃんの立ち位置は、恐らくコタロー、津軽君の様な美少年、ショタコン対象なのだと思うが、森久保さんの元気な青年らしい声で、ショタコンを回避している。
ショタが悪い事はないのだけれど、南国でも「この漫画のヒーローは、6歳から10歳までの男児のみが恋愛対象です」と断言しているようでしていない。コアな南国の読者になればなるほど、恐らくそっちの香りに触れる事になると思うけれど、少なくとも南国アニメでは表現されていない。
南国の高松とグンマはどうしようと思ったが、グンマが成人済なので、グンマの自己責任と言う事かもしれない。日本だと、未成年と関係を持った場合、持ったと疑われる場合罪になる可能性が高いので、南国のキャラの年齢が軒並み成人済なのがちょっと有難い。
刑法上、関係を持つ事が認められるのは最低でも13歳らしい。それでは実情に合わないので都道府県レベルでの条例で、18歳以上と定められているらしい。そう考えても、シンタローの「6歳から10歳まで」はイトウ嬢の言う通り、犯罪も犯罪になる。なんかすごいなあと今更思う。シンタローが女性でお姉さんで、おねショタなら見てみたい。 |
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