 ■国籍が英国の金持ちと、香川出身の医者がどうすれば幸せになるか妄想していました。英国と言えば執事ですが、執事とは一生独身の男性が、その家に終生仕えるものだそうです。答えは出ていました。
■以下、真面目に書いていますが、いい加減に読んでください。
かっこいい女性に憧れていました。白衣やスーツを着こなし、男顔負けに優秀で、バリバリ働く女性を夢見ていました。
群馬県住いなので、働く女性は五万といます。女性も自家用車を乗り回す県ですが、男尊女卑です。どんなに働いても、女性が男性より上に立つ日は来ません。汗水たらして男並みに働き、育児・介護にまで奔走する女性達は、絶対に男性の言う事を聞かねばなりません。
実際は、男をおだてて女が家庭の実権を握るパターンもあると思いますが、子供の自分が見た家とは、介山と話し合えるような感じでした。普通のグンマの家ですが、女性はどんなに働いても偉くなれないのだと思いました。
偉くならなくても、好きな男と結婚して、可愛くて健康な子供に恵まれて、終生グンマで暮らす事は幸せな事です。しかし幼く愚かな自分には、男性に甲斐甲斐しい女性の大人達が幸せだと思えませんでした。
マウントにこだわるあたりで、自分は幸せと遠い人種だったのかもしれません。しかし、明暗のお延ではないですが、結婚相手をあやしながら、自分も主婦として母として幸せになる未来が見えませんでした。
グンマの女としての幸せは要りません、男にひざまずかない人生と、働くからお給料を下さいと小さい自分は思いました。自分を変えたいと思えるくらい好きな異性もいませんでしたし、男子に好きになってもらえる様な女の子ではないので、夢は大体叶いました。
それはそれでいいのですが。自分はそういう自分に、酔っていたんだなと最近思いました。男に愛されない自分、男を愛さない自分とか、思えばみじめなだけなのに、まるで自分が井上喜久子さんが演じる、クールでスマートな美女であるような陶酔があったのだろうと思います。
幼い頃みた夢は叶いましたが、自分が夢描いていた様な、かっこいい女になったのかは分かりません。なっていないと思います。ただ、みじめな自分に気が付かないまま、成人まで突っ走れた爽快感はあります。
自分の自画像って、エヴァのナオコさんみたいな女性でした。男顔負けの仕事をこなす部分は素晴らしい女性だったと思いますが、内面の女としての部分もいとおしい人でした。レイとゲンドウにばあさん呼ばわりされた事くらい受け流せばいいのにと思いますが、出来なかったのでしょう。
(高松が若手に爺さん呼ばわりされたら、百倍にして返すと思う。罵詈雑言で人後に落ちる男ではない。ただしキンちゃんに言われたら、泣きながら香川に帰ると思う。) |
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