 ■先日からの紳士と医者の恋ですが。最終的にあれこれ決めなければならないのは、はやりキンちゃんなのだろうと思います。高松の個人的才能、能力、性格等をあれこれ言ってみても、彼の社会的な立場は、青の一族と比べれば弱いです。
キンちゃんが高松にあっちに行けと言えば、高松は行くしかないし、こっちにおいでと言ってくれるなら、ずぐ来ると思います。椿姫ではないですが、外見や言動に出て来ないものを、キンちゃんは知らないといけないでしょう。
椿姫の青年は、マルグリットがどうやって生活しているのか、多分ちっとも分かっていなかったと思います。友達の様に、彼女と純粋な態度で付き合うのはいいけれども、青年のために家財道具他を売り払い、「ひっそりとした」生活を維持しようとしていた彼女の辛さを知るのが遅すぎました。
高松の態度が極悪だとか、仕事ばかりしているとか、自分を子ども扱いするとか、亡父との思い出に日々すがっているとか。キンちゃんは腹が立つと思いますが、高松から取り上げたら大変な事になると思います。
(高松の生きるしんどさ的なものを、南国のグンマは慮っていたと思う。高松と運命を共にするくらいの勢いで、グンマは高松を理解し、愛そうとしたと思う。グンマは高松が嘘吐きなのも許そうとしたと思うけれど、「キンちゃんだけには誠実」というほころびを知り、相思相愛ではない事に気がついた時、高松という一団員に、総帥子息の自分がいい様にされていた怒りが燃え上がった様な気がする。)
■漫画で分かる心療内科という漫画を、時々読みます。根底は男性向けギャグ漫画ですが、成程と思う内容も多いです。何が何でも、女性のバストに話を持って行こうとする傾向だけは解せませんが。
漫画で分かる〜の中に。「男性は仕事などで社会と接点があるが、女性は結婚すれば家事・育児が生活の中心になる。家庭内で接する相手が夫か子供になり、夫の些細な一言二言に巨大なダメージを負う事がある。」とありました。
これは、南関東に住むお金持ちの家庭の話か、京阪神のセレブの話だと思っていいですか。以下、故郷をディするつもりはありません。
残念ながらグンマの場合、学生の延長の様な感じで男は仕事に向かい、依然として母親にベッタリでマザコン。妻だけパートや育児、家事に奔走して人知れず大人になり、近所付き合い、PTA、少年スポーツ団体等の付き合いもこなすと言うのが普通の様な気がします。グンマの女は重労働の除雪まで行います。
グンマの男は、母、妻、娘、孫娘達が必死に毎日の事をこなす前で、「全ては俺のお蔭」とか言って、別に女性でも出来る仕事を偉そうに行い、男尊女卑の世界観で安全に暮らしているだけに思えます。家庭内外の困ったことは、全て母や妻が解決し、なのに自分が男だからと言うだけでふんぞり返る、そんな風に見えます。
男を持ち上げないと、まともな家として扱われないので、どれだけ不公平でも「貴方が大事」とグンマの女は言うと思います。言わざるを得ないから。職場結婚して、男性が管理職に就くと、女性は自動的に辞職する慣例が普通にあります。 |
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