 ■自分のテンションほど、あてにならないものはないと思います。自分は桜、花火、紅葉、降雪、温泉、湖水、海浜、電車、書物等、大体の風物に興奮するのですが、自分が喜んでいればそれでいい、「形にしよう、とどめよう」と思わない方が賢そうです。
■今までの延長の様な文章で申し訳ないのですが、マジシン・キン高小説をピクシブに上げました。源氏物語で言うと、キン高は源氏と藤壺だと思っていますが、マジシンは例が多過ぎて困ります。
「子供同様に育てていた相手が徐々に成熟してくると、突如肉体関係をせまる」というのは、物語の世界では珍しくありません。むしろ、変に懸命に育児?に夢中になっている場合、その子が成人した後の自分へのご褒美がちらついていそうです。
・源氏と三宮(実際、叔父姪の関係だし) ・源氏と玉鬘(玉鬘の逃げ勝ち) ・源氏と紫上(紫上は本当に源氏が育てている) ・源氏と秋好中宮(御息所最大の懸念だった)
源氏の場合、恋のパワーを権力闘争にフル活用し、最後には息子を天皇にし、自分は不義を犯した故に偉すぎる上皇になります。マジックもパワーの使い方が似ている気がします。
■毎日仕事をして、特筆する事のない日々を送っています。絶望先生で奈美ちゃんが、普通って言うなと言いますが、普通が一番なのだと思います。
多感な頃に、「竹淵さんは普通じゃない」と雨あられの様に言われた人がいうので、信じて下さい。アニメや漫画が好きなのがいけないのかと、何回も「卒業する」とヒステリーを起こしたものですが、それは心中に他ならないのだと今は思います。
奈美ちゃんは幼少期、杏から「普通」と言われたのが悔しく悲しかったから普通が嫌なのだそうですが、杏の言いざまが酷かっただけなのかなと思います。
絶望先生のカフカは、ドナーであった杏の共同幻想だったそうです。奈美ちゃんは、生きていた頃の杏に「普通」と言われたのがトラウマらしいですが、ポジティブが売りの杏、カフカに人生のトラウマを植え付けられた不思議。
杏、カフカの前向きさを最大限受け入れないと、絶望先生は楽しめないのですが。奈美ちゃんのくだりについては、杏、カフカの地なんだろうなと思いました。好きな人や、自分自身の事には明るく構えても、お友達でも何でもない「普通」の奈美ちゃんに配る愛はなかったと。 |
|