■司馬遼太郎の街道を行くを読みだしました。街道と鉄道はとても関係が深いです。何故明治政府は、中山道を東京〜京都の鉄路にしようと思ったのかと思いますが、あの険しい山道を「普通に」大勢の旅人が歩いていたのです、横川に行くと、今は寂しい宿場町の昔をしのぶことが出来ます。中山道は大きな「道」でした。
■絶望先生の主題歌の一つ、恋路ロマネスクが好きです。ロックな主題歌が多い絶望先生の中で、しっとりした曲調が特異的です。少女達の望への恋の歌なのかな と思いますが、そうなると望と赤い糸で結ばれているのは赤木杏でしょうか。あの超前向き具合は、誰にも真似できないので、杏?を羨ましがる少女達が可哀想になります。
恋の歌なので、高松っぽく聞けないのかなと思いましたが。高松の場合、恋が「ルーザー様に振り返って欲しい」と言う可愛い恋ではなく、「ルーザー様が喜んでくれるなら、悪い事でも何でもする」という狂気を帯びていて、嫉妬とかねたみとかいう可愛さは少なそうです。
PAPUWAで「すねて隠居した」高松に、本当に安堵しました。そんな可愛い事する余裕が、キンちゃんの登場と安定によって、彼にも出来たのでしょう。
ルーザー様とマジック他青の一族の関係に問題があると、ルーザー様の内面がグチャグチャになるので、高松の思いは「自分とルーザー様の恋」という箱庭的幸せから遠いと思います。箱庭でドールハウスな、ルザ高が書き(描き)たいです。
■憶測で考えても仕方ないので、図書館で「置かれた場所で咲きなさい」を探しました。多分購入していると思うので、そのうち読めると思います。幻冬舎から2012年出版、価格は1000円くらいだそうです。
自分は過去、バイトを2回首になって。就活で100社くらい受けて全部落ちて。正社員になった後でも、直属の上司に「なんで貴方が部下なんだろう、私にあなたを罷免する権利があればいいのに」と迷惑がられ。
何とか私は今に至りますが、本のタイトルだけ見ると、「どこかに置いてもらえただけで、大成功じゃない?」と思います。「(こんなつまらん)ところでアタシは頑張ってるの」という自己満足が見えるのは気のせいだとして、「場所」なんて流動的なものは、平気で異物を置き去りにします。
上記の直属の上司に人事権があったら、私は多分首でした。「社会人としてね・・・」「貴方だって・・・」と何度も怒られ、一所懸命食らいつこうと毎日出勤しましたが、体の方が追い付かず、眩暈と下痢で通院し、数日有給休暇をもらって家で寝ていたら、翌春から異動させてもらえ、何とか心身のバランスを取り戻しました。もう10数年前の事です。 |
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