madeingermany

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...... 2018年05月19日 の日記 ......
■ リン   [ NO. 2018051901-1 ]

■以下「リン」についての雑感です。人形と言えば、チャンネル5の紅達ですが。「作られた男性」なら、秘石に作られたマジック達一族、アスもそうです。マジック達とアスは「普通の人達」と接する事が多かったせいか、多少性格がひん曲がっていても、何となしに周囲の影響を受けて来た感じがあります。

赤の秘石に作られたジャン、パプワは未知です。パプワは自然児として育ったいい子ですし、パプワの上の世代も独立した民族だったと言えそうです。ジャンは分かりません。

ジャン単体なら、「よくわからない男」で済みそうですが、作ってもらったまま、家族も友人も出来ないまま、放置が続く光達子供、紅達は悲惨です。劇中で「青は悪、赤は善」とされがちですが、赤のジャンのヤバさには目を覆います。



■「リン」を読んでいます。女の子しか人形の友達にはなれないと、はっきり書いてあります。男の子ではカードゲームにせよスポーツにせよ、相手を叩きのめす事が全ての大前提にありそうです。

男性にとって、自分の周囲にあって、自分の言う事を聞くものは、手駒、武器、使い捨てなんだろうなと思います。永遠に日本における育児と介護が低賃金で、事業者の倒産が絶えないのは、赤ちゃんとお年寄りの世話は、「女達が嬉々として、無賃金で24時間行って当たり前の事」を男性が思っているからでしょう。

自分の父の様な男が日本中にいるのなら、それはよろしくないと思います。父の口癖は「当たり前」です。頑張って宿題をしてもお手伝いをしても、「当たり前」で、認められるとか褒められた事はありません。なので、彼の賃金で自分が飯を食わざるを得なかった幼女時代の恩義は、「当たり前」なので私は感謝しません。




■「傀儡師リン」を読んでいます。巻数を追うごとに、話が広がって行きます。10巻くらいで収める予定だったそうですが、10巻目にしてやっと「アリスの謎」的な話になってきたので、まだまだ続きそうです。

和田先生が楽しそうに描いているなと思いました。どの作品からも愛情を感じる方ですが、70年代くらいの作品だと、女の子でも男同然に戦闘に参加したり、自爆を強いられたり、帰らぬ人になったりと、女の子を「可愛い」と思いつつも、多分自分の同志のように思っていたのかなと思います。

アマリリスあたりから、可愛い路線もされているのか、直視できない様なホラー・グロ・バイオレンスが減った気がします。これだけ少女漫画会を支え続けた方の漫画なら、いずれ全部読みたいと思っていますが、どうしても怖いもの、怪談もの、暴力ものが読めないので、リンに安心しました。

可愛いくて賢くて、女の子達に愛されているアリス達が好きです。

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