madeingermany

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...... 2018年05月21日 の日記 ......
■ リン   [ NO. 2018052101-1 ]

■最近、大学に行こうとする夢を見ます。生まれてこのかたほとんど群馬暮らしなのですが、大学だけ京都でした。夢の中の私は多分大学生で、ハッキリ覚えているキャンパスの門構えや校舎、自販機の位置、食堂のざわめき、同年代の子達の行き交う姿を求めて、マンション?を出ようとしています。

レジメは持ったかな?とカバンを確認していると、いや、勤め先に行かねばならないと夢の中で我に返り、夢が覚めます。大学生の頃もあれこれ悩んでいたくせに、もう手が届かないと思うと恋しくなるらしいです。兄弟の様に感じていた(あくまで主観です)、関西学院大学関連のニュースを見るのが辛いです。



■夏の原稿を始めました。暑くなると手に汗をかき、紙が波打ってくるので、いつも夏が来る前に夏の原稿を始めています。早く始めたものだから、本が厚くなりすぎて色々圧迫した年もあるので、ほどほどに描きます。

原稿をしている時の方が、心身の調子がいいと思います。信仰と同じで、「自分より大事なものがある」と思うと、今の自分の小さい悩みとか苦しみが、すっ飛ぶのだと思います。



軽傷の悩みや苦しみなら、妄想の力を借りなくても、自分の治癒力でどうにか出来ないかなと思いますが。案外くだらない事の方が根深くて、原稿依存症に陥っていた時の方が心身が平和です。

南国&PAPUWAの高松も、悩むべき事は多数あったと思いますが、「自分より大事な」キンちゃんがあったから、病んでもいられなかったのかもしれません。



■和田先生の「傀儡師リン」を楽しく読みました。「人形と女の子」が作品のテーマの一つなので、過激さも暴力もほどほどの印象を受けました。陰で「すごいことしています」的な部分はそこかしこにありましたが、以前の作品なら、余すところなくギッシリ描いたんじゃないかなと思います。

一応「学校」なのに、教員から生徒への私刑が認められていたり。学校の床下に、恐らく生徒のものだろう白骨遺体があったり。スケバン刑事の時も、最終回近くでサキは、死亡と同時に屋外で火葬されたらしいですが、あれは違法行為です、と漫画に突っ込みを入れようかどうしようかと思いました。



マンガは突っ込んだら負けなんだろうなと思います。PAPUWAでハレが三億円持って逃げていきましたが、ハレの乗る戦闘機?を維持する事さえ不足する額でしょう。つまらない事を考えると漫画が楽しくなくなります。

突っ込んだら負けなのは設定だけであって。心理描写や人間関係には、突っ込みたくなる時があります。「リン」はいつもの和田先生のテイストなので、全て飲み込めましたが、雅と詩織さんの関係だけは、もう少し読みたかったと思います。戦わない人形、さくやの本当の価値が出て来るのは、まさに最終章だったのかなと思うと、お亡くなりになったのが残念です。いままでありがとうございました。

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