madeingermany 夏コミ 2日目南4ホ25a 高松中心

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...... 2018年06月15日 の日記 ......
■ 毒   [ NO. 2018061501-1 ]

■ミスマープルになりたかったのですが。品のいい、知的なオールドミス。が、何故女性が結婚もしないで、優雅に田園の一戸建てで、メイドを使って、旅行や買い物を楽しみながら暮らせるのかと言えば。

ミスマープルの父親が金持ちだったからでしょう。劇中では特に書いていませんが、甥のレイモンドは彼女の姉か妹の子供ではないかなと思います。もし彼女に兄か弟がいたなら、彼女の父親の財産は恐らくその男が管理し、ミスマープルが優雅なオールドミスの暮らしを送るのは不可能だったのではないかと思います。



つまり。「頑張って大人になって働いてお金を貯めて、いつかミスマープルの様に生活を楽しむ」という夢時代がナンセンスで、親がグンマの兼業農家だったなら、自分の将来なんて(以下略)。

いやいやミスマープルの魅力は、優雅で豊かな英国の田園暮らしにも由来するけど、彼女の一番の魅力は、どんなに人間の「ひどい」面を見ても、それに自分を持って行かれない冷徹さにあるんだと思い直しました。人のなす「ひどさ」を目にして、尚も青く澄んだ彼女の瞳に憧れます。



■グンマと高松の事を考えていました。高松の名誉を考えるなら、多分高松は自分がグンマの成人まで生きているとは思っていなかったのではないかと思います。

ルーザー様が23歳で他界していますし、高松の世代の団員が余り劇中に出て来ないので、何かでマジックの怒りを買ったのか、任務中に亡くなったのかしたとしたら、いなくなった同年代の男達を見て、高松は自分も覚悟を決めていただろうと思います。

何より、マジックがルーザー様を見殺しにした以上、自称ルーザー様第一の部下だっただろう自分が、のうのうとその後数十年も憎いマジックに生かされているなんて、高松は想像もしなかっただろうと思います。




マジックにすれば、死なせたルーザー様の代わりに「グンマと高松」を生かしておくのが、ルーザー様への家族としての思いだったのかもしれません。高松は周囲が自分にくれる愛情とか優しさに疎い所があるので、マジックが自分とグンマをかばうなんて、予想もしていなかったと思います。

グンマはルーザー様の息子と言う事で、早々に激戦区に生かされて戦死。高松自身も、危険な任務や実験の失敗、事故等で死因不明のままマジックに葬られるのを想像していたんじゃないかなと思います。

マジックがルーザー様(とコタ)に冷たいのは、「次男が脅威」という、ライオンパパとラッコン叔父さんとの確執がトラウマだったから、可愛いグンマや、有能な高松をわざわざ死に向かわせる気は、もうなかったのかなと思います。



そんなこんなも、高松がグンマの毒親であるという事への弁護にはなりません。高松は赤ちゃんのグンマを面倒みていても、徐々に成人していくグンマとの関係は、正直どう築いていいのか分からなかったと思います。

高松が源氏程愚かな男だったら、単純に「光源氏計画」を楽しんだだろうと思います。また、グンマがマジックの息子でなかったら、ルーザーとの別れを乗り越えて、グンマを恋人にしたいとも思っただろうと思います。

グンマも高松とどう付き合うべきか、見当もつかなかったと思います。無力な子供としての付き合いかたしか知らず、心も体も大人になって来ているのに、保母さんみたいな男を連れ歩く苦痛もあったんじゃないかなと思います。高松の存在が恥ずかしくとも、彼以外と感情をやり取りした事のないグンマは、伝書鳩の様に高松の側に戻ってきてしまったのかもしれません。



聡明なグンマ、いい大人である高松らしからない、逡巡の関係です。グンマは自分の意見があっても高松に遠慮し、高松は本来愛に生きる男なのに、グンマにはいまいち壁があってストレートスマッシュが撃てないもどかしさ。

その後高松の前に現れたキンちゃんの、豪放な事。理系脳とは思えない可愛らしい面と、多分野球とか無理だろうなと思う単純さは、どれ程グンマと高松を救っただろうと思います。キンちゃんは「俺も高松に育てて欲しかった」とグンマに言いそうですが、グンマは答えないと思います。

高松に自分勝手な理由で長年嘘をつかれた上に。彼は強引な性格が災いしていつまでも自分を赤ちゃんの様に見ていた癖に、本当の「好きな人の子供」が現れたら恋愛脳の本性を現し、なんかもう知らないオジサンに見えるから。

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