■森久保正太郎さんのラジオを聞き、CDも聞きました。トークが面白いなという切っ掛けでしたが、歌もよかったです。意識して聞き出したのは、アニメのうたプリからですが、多分知らない間に森久保さんの声もお顔も拝見してきたと思います。ファイター、ゾナーもそうでしょう。
アニメのPAPUWAの雰囲気にも、森久保さんの声が合っていたと思います。最後までアニメ化しても、多分初期のムードを保って演じられたのではないかと思います。
森久保さんの歌は本人名義の場合、ずばりラブソング的なものが少ないらしいです。聞けば聞くほどメッセージ性のある歌が多くていいなと思います。
■図書館にあふれているせいでもないですが、親子関係の本って多いなと思います。「私の母って〜」を読みましたが、やはり、崩壊してしまった親子関係は、哀愁や郷愁を醸し出すかもしれませんが、修復は不可能でしょう。せいぜい親にジャイアンの様に、「そんなワガママをいう貴様を許してやる寛大な俺」面をされるくらいです。
親子関係だけじゃないと思いますが。人様に理解されようとか思うと、痛い目を見るのも「私の母って〜」に載っていて、非常に共感しました。
よく「なんで周囲に助けを求めなかった」と事件が起きると人は言いますが、さんざっぱら「助けて、この人酷い人です」と叫んでも、「いいお父さんじゃない」と返されものです。又は「親子の問題じゃない、自分達でどうにかして」とも。
崩壊したものは崩壊したままでいいと、それだけ思えるだけで随分楽になります。
■先日から延々愚痴を書きましたが、「お友達にお話ししてみれば」という意見もあろうかと思います。中学生くらいの女の子の悩みなら、オヤジに相談するより、お友達に話した方が建設的かもしれません。
しかしそれは、対等な女の子同士の話なんだろうなと思います。コミュ障で運動音痴だった私は、周囲の女の子達を格差を感じるだけで、「これは話してもダメ」と思う事頻りでした。スクールカーストを駆け登るのは実に至難です。
大体、「ニキビの治し方」なんて、千差万別の上に、多額の費用を要します。女が女になるためには、莫大なお金がかかります。「お友達」は知恵?は貸してくれるかもしれませんが、カネは出しません。「お父さんに、何々買ってもらいなよ〜」と言われるたびに、涙を飲みました。
私の父は公務員で、普通の農家さんやサラリーマンさんを見下していました。公務員の家ならカネがあるはずと人は思うかもしれませんが、オヤジの口座のカネはオヤジのものです。普通にムスメ達にあれこれ買ってくれるらしい、普通のサラリーマンの家の子になりたかったです。
人生、愛でも名誉でもない、カネだと13歳くらいの時に思いました。結局、比較的カネのかからない「勉学」と「校内の部活動」でスクールカーストから抜け出しました。 |
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