madeingermany 冬コミ土曜西4J01b

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...... 2018年06月24日 の日記 ......
■ お金持ち   [ NO. 2018062401-1 ]

■近所の衣料品店で。買おうと思っていたブランドが撤退していました。その衣料品店を、グンマの山奥の砦の様に勝手に思っていたので、大変ショックです。そのブランドの衣類が欲しかったら、電車で県央まで行かないとなりません。通販でも買えるそうですが、やはり試着したいので。


■田房永子の本をちょっと読んで。「母親になると、「母親」という目だけで周囲から見られ、本人の個性も人格もないがしろに〜」というくだり。「・・・という目だけで周囲から見られ、本人の個性も人格も置いてきぼり」という状況、割と誰にでもあるんじゃないかなと思いました。

「お前は子供だから」「お前は学生だから」「貴女は女性だから」「貴方は社会人だから」「お前は群馬県民だから」「お前は日本人だから」「お前は未婚ないし既婚だから」「お前は姉だから」・・・など。

たった数十年の人生における、個性も人格もあったもんじゃない場面、まさか氏にはなかったのでしょうか。大体の人生の局面、自分の個性だの人格だの、好き嫌いだのより、はるかに強い何かと闘わざるを得ない状況、誰にでも何度でも起こりそうです。



■自分が学生の時日文を専攻しなかったのは。自分の最後の逃げ場として、漱石や谷崎の世界を取っておきたかったからなのかなと今思います。専攻した中国史の方は、卒業してからまるで何もしていません。身近に専門書にあたれる場所がないのもありますが、お腹いっぱいになったのだろうと思います。

あと。昨日から書いている鴎外(カモメの漢字がパソコン上に出ない恐れがあるので鴎でお許し下さい)もそうですが、文豪は大体金持ちです。林芙美子先生の様な例もあるかと思いますが、最終的に先生は大金持ちになっています。放浪記が発表された頃、「貧乏である事をウリにしている」と先輩諸氏から批判?されたくらいなので、売れている物書き=高収入は見当違いでもなさそうです。

・・・林芙美子の作品をいくつか読んだことがありますが、受け狙いで書ける内容じゃないと自分は思いました。男性の作家が女性のフリをして、貧しい暮らしや異性関係を書く場合もありますが、あのタフな内容は取材等で生まれたものじゃない様な気がします。




漱石の弟子にあたる芥川、内田にしても、大金持ちの生まれです。大金持ちと言うと語弊がありますし、その後の生家の運命も、作家の暮らしもまちまちなので大きな事は言えませんが、庶民ではないでしょう。漱石の周囲にいた男達は、帝大卒の人ばかりです。圧倒的大多数だった庶民とは、やはり別世界の人達です。

薄々作家達が金持ちである事を、自分は学生の頃気がついてしまっていました。太宰の美しい文章にしびれながら、東北にある太宰の生家の巨大さを思いました。大体、乳母がいる家ってそもそも金持ちです。貧しい方の人は、乳母なり女中さんなりを金持ちに提供する方の家でしょう。

自分の中のタブーをこれから破ろうと思います。「漱石の家計簿」という本は最近出まして、漱石が当時の高級官僚並みに稼いでいた事、漱石の死後、印税他の大金が舞い込んできた後の鏡子さんの事など、読めるらしいです。社会人になって結構経つ今になって読むのが適当なんだろうと思います。若い頃に「漱石とカネ」の本を読んでも、ピンと来なかったと思います。

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