■ガン流に参加してまいりました。会場でお世話になった方、ありがとうございます。既刊のみの参加でしたが、お手に取って下さった方、お気に召したら幸いです。
次のイベント参加は、夏コミ2日目、夏インテになります。そちらでは新刊がございますので、またご覧いただければ何よりです。竹淵
■イベント前、湯河原に宿泊しました。職場で宿泊の助成券がもらえるので、神奈川の西端まで行きました。湯河原は神奈川と聞いていましたが、一部静岡でもあるそうで、アスファルトに神奈川/静岡の県境が書いてあって、面白く旅行しました。
寒い県に住んでいるので、温暖な地方に憧れます。群馬の北部は、すごく寒いかすごく暑いかの二択の様な場所で、温暖には程遠いです。温泉と言う面なら日本有数の温泉地です、パワフルな意味での「自然豊か」という感じの方の。
以前は、全ての感情をイベント前に沸騰させてしまうような、内面の濁りがあったのですが。よく考えたらそれは折角のイベントを楽しめない事につながると思い、なるべく表に出ようと思っています。
湯河原は、11時開催のイベントなら丁度いい時間に都内に行けます。交通の便もよく、電車で真鶴あたりの海を往復で眺めながら、気分を落ち着けました。お前はまだグンマを知らないではないですが、群馬県民は海が大好きです。
さて湯河原と言えば文豪の町です。谷崎終焉の地であり、芥川、独歩に縁のある場所です。文ストを見てから、「独歩の湯」に挑むと非常に楽しいです。
漱石の明暗、水村氏の書いた続明暗の舞台は、ほぼ湯河原です。夢にまで見た不動滝に行って来ました。バス停から徒歩一分の近さで助かりました。津田やお延、清子も訪ねた滝です。結構こじんまりとしていて、津田、お延、清子の火花が目に見える様です。
(ただし津田は呑気で。「お延は所詮清子の代わりの女、本物には及ぶべくもない」と思っている。その清子は津田を嫌い、求愛が報われないお延と、冷たい津田だけが湯河原に残る。続明暗ではお延の自殺未遂?を聞きつけた親族一同が湯河原につどう。しかし津田は相変わらず、いい加減な態度だ。)
日文をきちんと勉強した事はないのですが。自分の人生には日文が多大な地位を占めています。 |
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