■ピクシブに上げさせて頂いた漫画、小説をご覧になって下さった方、いつもありがとうございます。
自分の書いたものを見直すと、高松達はよく風呂に入っているなと思いました。浴場では武器が携帯できない(狭いので眼魔砲もお勧めしない)、完全に相手を信用していないと裸にはなれない、舞台に上がる人数が多くても2名前後であると言う利便性もありますが、私が風呂、温泉好きなのが大きいのかなと思いました。リラックスした高松達が書きたいです。
キンちゃんなんて、劇中でもよく脱ぐ子です。「ウマ子ちゃんの妄想の中」「サッカー後グンマとシャワー」「VSアスの時」と多々脱ぎます。ロッドの様に確信犯的な裸でないのが特徴だろうと思います。逆にグンマは、自分が書くと女の子かと思うくらい保守的です。
そういえば劇中でマジックが脱いだ事がないような気がします。いつもキッチリ軍服なり、ピンクスーツなり着ているイメージです。笑顔が似合う人なのに、グンマと同じで、本心を見せたがらない人なのかもしれません。
夏目漱石の小説ではないですが、大体人は風呂に入っている時は無防備であけすけになります。露天風呂とか、ある意味ものすごいハードルの高い「リラックス」と言えそうです。
■日本には、「屋外への信仰」みたいなのがあるんじゃないかなと思います。とりあえず屋外に出れば、OKみたいな考え方が。野球やアメフト等、屋外での激しい団体スポーツに熱心なら全てが許される、屋内で本を読むなんて、惰弱、女子供のする事だ、日本男児なら暑くても屋外で駆けっこだ、みたいな風潮を昔から感じます。
野球男児やアメフト青年は素晴らしいと思いますが、「そうでないから」と言って、攻撃・排除される覚えはないと昔から思います。どうしてそんなに日本は、「屋外にいる男子」をもてはやすのか、自分は分かりません。
多分、南国のマジックと同じで。「体育会系男児は、上からの命令に忠実」という傾向を、日本は好いてやまないのでしょう。上への忠誠心の厚い「体育会系男児」、頭がよくて役に立つ「理系男子」、そして世のため人のためにならない「文系」と言う事でしょうか。
自分は文系です。いかに「上からの命令」が不条理で現実味がなく、発する当人には理の当然だと信じていても、実は余りにワンパターンで実にならない場合があるという「歴史」をちょっとだけ勉強しました。
戦後の日本は、国民が戦争や軍隊から自由になったのではなくて、日本中の男達全員に、「権力」を上が与えただけなんじゃないかなと思っています。民事不介入とか、まさにそれなのかなと。男達に、身近にいる女子供を煮るなり焼くなりお好きに、と上が許したのでは。
■屋外での活動が、命を落とす危険性をはらんでいる時期になりました。自分が中学生の時は、休日に運動部の活動をして、正午に終わり、30分ほど歩いて帰宅という夏でしたが、今、屋外を昼間に歩いている女子中学生はいないそうです。
昔は恐ろしくて。山奥の町に住んでいるため、学校・市街地・農村部の間にかなり距離があります。当然、森や林、ウソではなく「谷」があって、人目に付きにくい場所も多いです。運動部の活動を追えて夕方になって、制服姿の女の子が、人気のない林道を30分も歩く危険性について、誰も危惧しなかったようです。
今にして思うと。「悪い男の人に出くわす」「暑さで倒れる」の、二択しかない中学生活だったと思います。 |
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