■近所の温泉旅館に行き、お風呂だけ入ってきました。温泉地に親類がいまして、お盆のご挨拶の帰りに、ちょっとだけ近くの旅館に立ち寄りました。御飯だ宿泊だというとあれこれ高額になりますが、お湯だけ楽しむのも可だったのでよかったです。
妄想なんですが。人間、寝て食べて、働いて、お風呂に入れば、少々の痛手や疲れからなら回復するのかもしれません。根源的にダメなときは何をしてもダメですが、お湯をいいと思えるうちはまだ大丈夫そうです。南国後の荒れ気味のキンちゃんは、大体そんな風に、高松と回復していったのかもしれないと思っています。
■食べる事が好きです。しかし美味しんぼ的なノリは全くなく、水分と栄養が取れればいい方向です。グンマの「名物」は大体そんな感じです。お洒落に季節を楽しもうとか、縁起云々など余り無く、「いかに満腹になれるか」だけ追求したような食品が多いです。
コンニャクはグンマ名産ですが、ならばグンマでコンニャクが食べられているのかというと、そうでもありません。グンマと言えばシルクでも、群馬県民の女性が「絹」を着ていた訳でなく、食べる物も、着る物も、全て遠くの「お金持ち」へ売って金にするために、グンマ県民は作っていました。美容にいいものも、綺麗なものも、皆グンマを置いて行きます。
そんなこんなで、自分の食道楽は実にか細いです。新橋駅内の駅ソバ、上野駅構内の駅ウドン、駅構内の土産屋のシュークリームやスコーン等、「安くて腹が膨れる」ことしか考えていなそうです。長野駅構内なんて、ソバ店だらけで天国です。
だから、いざ瀟洒に飲食となると、全くの迷子です。「お腹がいっぱいになること」満足を覚える自分がいやしく思えます。「いっぱい食べる君が好き」は、食い気の話ではなく、「君が好き」だから「いっぱい食べる君が好き」なんだろうなと思います。(婚活しながら、婚活の場で、話す事もする事も思いつかず、ついガツガツと目の前のものを食べていた私は何というか)
グンマの図書館にも、「東京うまいもの図鑑」的な本があります。5冊くらいつい読んでしまいましたが、上京してさあ出会おうとしてもなかなか難しいです。スタバ的な店で、勝手がわからず挙動不審になったり、都内の人混みの中で自分のトランクとグルグルとコマの様に回ってみたりと、自分が「東京の美味いもの」とお近づきになる日は遠そうです。
行けないと思いますが、きーやんのライブが冬に大阪城ホールで行われます。同人誌即売会以外の大阪行きはほぼないので、「きーやん」&「織田作の大阪グルメツアー」という旅路が実に魅力的に思えます。 |
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