madeingermany

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...... 2018年08月16日 の日記 ......
■ アーミン研究   [ NO. 2018081601-1 ]

■週末、大阪に行って来ます。道中かなりフラフラするつもりです。琵琶湖だの、博多駅のつばめの杜だの、九州の東側だの、天候と体力と資金が許す限り味わって来ます。谷崎が鹿児島にラブコールしていた時期がありますが、自分もついルザ高を九州にやりました。


■シンタローって、何かふと自分の心の中を振り返った時、マジックの笑顔があるんだろうなと思いました。ガンマ団総帥と言えば、幼子が恐怖以上に怒りや憎しみで発砲してしまうくらい憎まれる立場ですが、よく、シンタローは総帥になったと思います。

ひとえに「親父はやり方が間違ってただけ」と、シンタローは思っているのかもしれません。そんなシンタローは幸せだと思いますし、マジックもいい息子を持ったと思います。

(こんな愛の深い父子の側に、実子のグンマが、数十年ぶりに帰ってくるギクシャクを思わないでもない。アガサクリスティのミステリーなら、高松はグンマに殺されていると思う。)



■四の五の考えるより、読めば分かると思い、まだ読んだことのないアーミン漫画を集めてみました。女性漫画家って、

・高校生くらいでデビュー
・読み切り数本、全一巻のコミックスを何冊か出す
・「名作」と呼ばれる、10巻前後の純愛漫画を発表
・女の子達をときめかせ、気が付くと「結婚のため漫画家業お休み中」「実家に帰っている」「別の仕事に就いた」「体調不良」等で、名前を聞かなくなっている


というざっくりしたイメージがあります。自分はりぼんっ子でした。ワクワクした漫画を生み出した女性作家さん達が今どこでどうしているのかは、分かりません。ですが、リアルに少女達をドキドキさせるのは、至難の業だったんだろうなと思います。

男性漫画家が、子供のような発言をコミックスの後書き等でしているかと思えば、連載何作か目で「息子が小学生になりました」とかサラッと書いてある様なのは、よく見た気がします。

元来、少年漫画はアニメ化、グッズ等で動く金額が少女ものより大きいと聞きます、「自分の思い」とかがモチベーションの中心にありそうな少女ものは、必然的に短めになるのかもしれません。その上、女の子が女の子でいられる時間も、少女が少女のままでいていい時間もごくわずかです。「永遠のコドモ」とか言われる男性陣のメンタルとは、やはり異なるのかもしれません。




そんな訳でアーミン漫画についてです。「子供向け」でも十分行けそうな感じの作風ですが、原作者自身はコッテリしたシリアス?が軸なんだろうなと思います。チャン5が空中分解した様に、原作者の中で、上記のような「女であること」みたいな事への対応策が見つかったのかは、私には分かりません。

あえてシンタローの様な、「さわやか」系の青年に絞って描くのもいいだろうと思いますが、PAPUWAに見える様に、「イジリ、イビリ」等の増加は終わりそうにありません。そういうのは、「行う」方の意図より、「される」側の気持ちの方が重要だと思うのですがどうでしょう。

女性作家のテーマが「期間限定の少女の思い」、男性作家が「永遠の男の子たる姿」なら。原作者は、なんと呼ぶべきなのでしょう。・・・・PAPUWA等で見られる壮絶なイジメに、「攻撃は最大の防御」という言葉を思い出しました。原作者は何を守りたかったのか、自分はウマ子ちゃんの様なストレートな子や、アラシヤマの様な策士が好きです。

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