■自分は食い気が旺盛です。ちゃんと朝食を食べても11時頃に腹が空き、12時に弁当を食べても、4時に腹の虫が鳴きます。とても「うまいもの」を考える余裕がなく、「食えるもの」に意識がシフトしそうです。
空腹を満たすと言う事は、とても重要な事のように思えます。緊張していると腹も空かない時があり、空腹と飲食は、平和と安堵を意味している気さえします。
南国後キンちゃんは、多分マジックやシンタローの美味しい御飯をたらふくご馳走になっただろうと思っています。飯をよく食う甥・イトコに、多分マジックとシンタローは警戒心を解いたろうと思います。
(グンマは小食だろうと妄想する。体が小さいからそんなに食べなくていいと思うけれど、最も自分の「お世話」をしたがる男への、警戒心なのかなと思った。シンタローは「グンマは人前でも高松に甘える」と思っていると思うが、自分は「人前だから甘える」のではと思った。)
■あやかし天馬全4巻を読み終えました。以下、感想です。まとまらなくてすみません。
・カミヨミより、はっちゃけた感じがした。カミヨミの天馬は、母親とフィアンセがいるのでそんなにはっちゃけも出来ないと思うが、あやかし天馬の天馬は、よく「学校に通っている」設定を最後までキープしたと思う。
・義経の話など出て来たけど、武家の男の子なら10歳前後で戦場に出かねないので、アーミンのノリは平成昭和どころか、室町時代前後くらいなんじゃないかなと思う。「美少年を殺してしまった男」の敦盛を思い出した。
よく分からないからハッキリは言えないけれど、アーミン漫画を読む時は、雨月物語を読む勢いで読むといいと思う。雨月物語はそんなに長い話ではないし、特にオチもなかったと思う。その割にえぐぐ、男×男の話が、堂々二つある。女性陣は大体不運。
「菊花の契り」・・・同性の恋人との約束を守るためだけに、自殺して魂だけで男の側に来る男
「青頭巾」・・・年下の少年を恋人にしていた坊さん。その少年を失い、余りの悲しさに少年の死体を(以下略)
日本は広いなあと言うか、大体の「お話」は戦前で全て語られているんじゃないかと思う。織田作の言う、可能性の文学は、どんなものだったのだろうと思う。 |
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