■前橋駅構内のパン屋で、美味しそうなアップルパイを見かけました。太りたくないのであえて足早に駅を出ると、今度は職場の差し入れで別のアップルパイを一切れ頂きました。差し入れに感謝しながら美味しく頂きました。
夢に出そうなくらい、甘酸っぱい美味しいアップルパイが食べたかったのなら素直に買って食べるべきなのか、または体重と相談しながら、目の前にアップルパイが踊り出て来るまで耐えるか、永遠の課題です。
以前職場の隣に不二家の店舗があった時は、ストレス発散とか思いながら、いつも買い込んでしまっていました。グンマ様の様な美貌と可愛らしい体型ならまだしも、年齢と共に代謝が落ちて来た昨今は油断大敵です。でもアップルパイが好きです。
■司馬遼太郎の街道をゆくを読んでいます。四分の一程読んだので、感想めいたことを書いてもいいのかなと思いました。流石氏と言うか、好みなのか、西日本・南日本、中国やモンゴル、韓国の事を書く時はハイテンションです。
思考の中心がどうしても大阪近辺らしく、遠くても和歌山や石川あたりが、実感として語れる氏のラインなのかなと思いました。東日本・北日本について書こうという回は、無理している様に読めました。
歴史読み物と言うと、どうしても舞台が西日本中心になるかもしれませんが、関東、東北を楽しく語る本ってないかなと思った時、そう言えば鉄道紀行文で有名な宮脇氏も、北海道は大好きみたいなのに、北関東には素っ気なかった気がします。北関東は、何かと言うと「東京に近い」事を売りにするしかない様な場所ですが、住んでいる人間には無二の場所です。
■柴田亜美作品について。一個一個ホラー的な設定をよく創作・採用したなと思います。
・リキッドの不老不死設定。最早拷問でしかない。本人は老いていくハレや特戦、多分自分を追い越してミドルになっていくパプワやくり子ちゃんをニコニコ眺めているが、なんか怖い。
ソージは植物に近い存在なので、何百年か生きるのが普通だろうからまだあれだが。とっくに時間と生命についての感覚がいってしまっているジャン、何故か普通に生きているアスと同等に、普通の青年だったリキッドが不老不死って(そういう鈍感さを含めて、彼がジャンの次の番人なのかと思うと納得する。)
・時間の流れ方と言うと、チャン5もよく分からない。南国と切れ目のない時間の中にチャン5があるにしては、時間が流れ過ぎている。ジャンは兎も角、高松は最早私の知らない人になっている。あの高松と似ている人は誰だろう。
時間の使い方、人の命の扱い方。短編ならグッとくるお話になる時もあるのに、いつもコミックス2〜3冊くらいで急激にトーンダウンし、序盤で散っていったキャラへのモヤモヤだけ残して、未完になる。
伊達長官は、自爆した時点ではブルーに貢献していたと思うが、チャン5全体から見れば莫大なロスだったと思う。長官さえいればと、巻数が進むたびに思った。
・原作者はどう思っているのか分からないが。長編だった南国&PAPUWA、カミヨミの最終回が常に「女性」の手でしめられている事は注目に値していいと思う。未完になった数々の作品には、ヒロイン的女性がいないものが多かった。
柴田亜美作品のモットーは、ボーイミーツボーイであるとも言えるが、やはりセイバーマリオネットJではないけれど、女性は偉大だと思う。男臭いGガンが、最後何だかんだでドモン&レインでしめられたみたいに。くり子ちゃん、ウマ子、菊理の存在は大きい。例え原作者にいたぶられ、性格悪に描かれる事があったとしても、女性がそこにいるだけで、場が温まる。 |
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