■実父の価値観には賛同できない点が多いのですが。私の世代だと、まだ音楽番組が隆盛で、私もミュージックステーション等見ていました。見ないと学校で話についていけないという理由もありました。
父曰く「アイドルに夢中になるのは不美人」。多分、グンマでアイドルに夢中になった場合、都心のライブに行くのは大変だし、アイドル関連に私が目覚めてしまうと、多額の小遣いでも請求すると思ったのでしょう。私の心に五寸釘を、毎日のように彼は打ちました。テレビを見てステキ!と思っても、私は居間では何も言わないようにしました。
よく考えると。クラスのアイドル好きの女の子が特に不美人だという事実はなく、皆、好きなアイドルを好きな様に好きでいたと思います。大人になると、父を憎く思う事しきりです。とりあえず、彼を「私とは縁もゆかりもないただの醜いおっさん」と思い、やり過ごす事にします。私と彼に似ている所は一つもありません。
もう、好きなアーティストのライブに一人で行けます、12月にグランロデオのライブを楽しみに、大阪城ホールまで行って来ます。
■関西と関東、都会と田舎で、食べられるものって違うかもしれないと思いました。関東の田舎でも美味しくて、健康的な食品は多いですが、圧倒的に「店」の種類も数もないので、ふと、関西で食べたあれが食べたいと思った時難儀します。
・厚切りの食パン
6〜8枚切が近隣の主流らしい。厚めの食パンが食べたくなって、4枚切をスーパーを何軒か見てみたが、無かったと思う。スライスしていないパンを買って自分で厚めに切るか、個人店のパン屋さんの店頭で切ってもらうんだろうか。
・神戸屋のサンミ―
たまに、関東にいるのにたまらなく食べたくなる。激安なのにしっかり甘く、中のクリームと外側のチョコレートが滅茶苦茶美味い。関東のパンメーカーと言うと第一にヤマザキだと思うが、サンミ―的なのはなかったかもしれない。これまた、近隣のスーパーで探してみたがなかった。次に大阪に行ったら、サンミ―を買おう。
・パンのエトランゼ
先ほどから食い物の事ばかりだが、エトランゼと言う蚊取り線香の様なパンは、多分東京のアンデルセンで買えると思う。東京自体、数月に一回は行くのだけど、なかなかあわただしくアンデルセンの暖簾がくぐれない。関西に行くと、小さな駅構内のパン屋でも気軽にエトランゼが買え、甘くてしっとした食感を楽しめる。
関東では、こんなに美味いものを売らないのだろうか。関東と言うかグンマでは、美味しいものと言えばしょっぱいものを指す事が多いような気がする。ウドン・ソバの汁は真黒である。おやつや菓子パンまで、塩気のあるものが地元では人気で、「甘くておいしい」ものが少ない気がする。
商業都市である大阪と、農業県グンマの違いなのかもしれない。グンマで「朝食はトースト」という人口は多分少ないかもしれない。神戸、兵庫の方は細雪並にパン食だと聞き、美味そうだと素直に思う。塩辛いものでコメを食べると言う、誰が考えたのか不明瞭な文化がグンマは根強い気がする。 |
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