madeingermany

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...... 2018年09月03日 の日記 ......
■ 研究   [ NO. 2018090301-1 ]

■よく夢を見ます。寝ていても脳がグルグル動いているのがよく分かります。以下、最近見た夢です。


・以前行った、只見線沿線の温泉旅館の風呂の夢。川沿いの落ち着いた宿で、風呂から川が見えました。外は寒いのに風呂場は丁度温かで、深い湯船が心地よかったです・・・というのを、夢の中で反芻していました。疲れているんでしょうか。

・京アニの「氷菓」の夢。折木が、ゆったりと時間の流れる神山高校の古典部で、うつらうつらしている姿を夢に見ました。「氷菓」アニメそのままの夢ですが、折木の事だから、うつらうつらしていても、脳がフル回転していそうです。

高山へ旅行したことがありますが、映画のセットの様に美しい街でした。只見線沿線も高山市も、立ち寄った時の思い出を夢に見て、ほんのり癒される素敵な場所です。




■先日から延々、読み漁った柴田亜美作品について書いています。文句を言うくらいなら読まなければいいじゃないと思われる方もおられると思います、不愉快にさせてしまっていたら申し訳ありません。

自分の心の中に、柴田亜美作品の「座標軸」的なものを作ろうとしていました。読めるだけ読んで、「ほのぼの〜シリアス」「短編〜長編」的な立ち位置で作品群を整理しようとしていました。



困った事に、南国さえ「未完」と言えるので、座標らしいものを作るのが困難です。チャン5も、冒頭は「少年活劇」と言えますが、徐々にいつものドロドロになっています。

ナウシカみたいに、最初から「ドロドロです(そもそもあのナウシカの世界は猛毒に侵された、戦争ばかりの世界)」と言ってくれているなら覚悟のしようもありますが、急に崖が来て、「未完」になるケースが多かった気がします。




比較的短い巻数で完結したのは、すずめちゃんとドリームネットパパかもしれません。二つともギャグマンガなので、話を締めくくろうと思えば、ラスト一回で締められるのがよかったのかもしれません。

いつでも「最終回」が迎えられる短編で「見える」特徴が、柴田亜美作品の「特徴」なのだと思いました。以下、独断と偏見です。



■基本的に人間関係が辛辣。ギャグテイストなら薄味になっている事もあるが、カインコンプレックス丸出しの時も多い(弟に嫉妬して、兄が弟を殺す聖書の話から)。アドラー先生の「きょうだいコンプレックス」の標本みたいな人間関係がみられる。

・マジックとルーザー様
・すずめちゃんとカラス
・エドガーと紅達

■「キャラの活躍」=「そのキャラの死」になる可能性が高い。短編だったあやかし天馬で、ぬらりひょんが自死の様に亡くなってしまう。チャン5の長官や、すずめちゃんのペガサス、カミヨミの菊理等、死ななくてもどうにかなりそうな局面でばっと死んでしまう。

シンタローなど二回亡くなっている。確かに「キャラの死」はインパクトの強い事件なのだが、まだ物語が続く場合、その「死」の扱いが余りに軽い時があり、受け止めきれない。「死」さえギャグマンガならまだアリな描写と言えそうだが、原作者の「好み」はシリアスだそうだ(!)。


■基本的に上半身ハダカの、適齢期なムキムキマッチョのマンガが多い気がする。しかし女児向けマンガだったすずめちゃん、ドリームネットパパがキレイに完結した事を思うと、ムキムキを出すと話が脱線して未完になるんじゃないかと思う。

くり子ちゃんや菊理、ウマ子、メディアと言った可愛い女子の方に、「物語」を締めくくるだけのパワーがありそう。未完に陥った作品群には、ヒロインと呼べる女子キャラがいなかった様な気がした。女は強い。そんな女子達に、「パプワ様」「天馬様」と呼んでもらえるヒーロー達はいいなあと思う。

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