■「女性作家さんの漫画が読みたい」「ギャグ漫画が読みたい」という一念で、かずはじめ先生の作品をいくつかと、高橋ゆたか先生の「魔女っ娘ビビアン」を読もうと思います。両先生とも、自分が昔熱心にジャンプを読んでいた頃、おこずかいの事情で、掲載作品を全部読めていなかった心名残がありました。
よく「女性らしい繊細な漫画」なんて、一昔前は女性作家を評する事がありましたが、マインドアサシンのゆったりしたコマの使い方が好きでした。おっとりした大学生の様な主人公の青年だったと思うのですが、巻数が短めなのは、バトル中心のジャンプに合わなかったからと聞きます。
明稜帝の方も読むつもりです。熱血系も描ける先生だと思いますが、ありきたりの言葉ながら「女性らしい繊細さ」と呼んで、たたえたい何かがあると思います。
高橋ゆたか先生は、えんどコイチ先生のアシスタント経験があると聞くと、納得します。ついでにとんちんかんが有名ですが、「女の子が可愛い」点で共通していると思います。高橋先生の描く女の子が可愛かったのが、往時のジャンプで印象的でした。
にしても。男×男そのものをギャグにしたり、普通の男女カップルの成立と崩壊をネタにしたり。下ネタと言えるものを笑いにしようとしたり。純粋に「破壊」「暴力」をネタにしたするのはよくある事とはいえ、「描く人次第」なのかなと思いました。
何かの理由で作家さんを「なぐさめ」ようとして。「女性作家だから」「ギャグマンガだから」「長編になれていないから」「新人さんだから」等のフレーズは、本来マンガの面白さだけで勝負すべき作家さんに対して、不幸な言葉の様に思います。
■昔から小さな出血や傷になら割と慣れていた気がするのですが、ちょっとした動きで今の受傷がズキズキすると、やはりゾッとします。
ジッとしていれば痛くないと言う事は、少しでも動くたびに、裂けた肉がついたり離れたりしているんだろうと思います。楽観的すぎるかもしれませんが、頭の中に、「はたらく細胞」を思い浮かべて耐えます。
多分、裂けた肉の部分の細胞が再度修復しないと傷ってふさがらないんだろうなと思います。皮膚と同じで、「死んでしまった」部分を、「生まれてきた」部分がカバーするのを待つんだろうなと思います。
傷自体は諦めていますが、看護師さんに巻いてもらった固定テープに肌が反応し、赤くなっているのがかゆいです。 |
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