madeingermany

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...... 2018年09月20日 の日記 ......
■ ギャグ   [ NO. 2018092001-1 ]

■ギャグマンガって。基本的に「弱者が強者を笑う」時に成立するはずだと思っています。バトル漫画で、同じくらい強いもの同士のバトルか、弱いものが強いものに挑む場合しか面白くないのと同じように。

「強者が弱者を笑う」ギャグマンガ、「強いものが弱いものを殴る」バトル漫画はまずいと言えそうです。

・・・パプワやネットが、「悪い大人達」を純粋な思いで更生させるのは全然ありです。原作者に溺愛されて、安全地帯にいるリキッドが、人斬りとはいえ少女であるウマ子ちゃんを、ないがしろにするのはアウトでしょう。(本当は、ハレ達がリキッドをリンチするのもアウトのはずなのだけれど、あれが原作者の愛情表現?なんだそうだ)



なんで自分は、PAPUWAのアラシヤマが好きなのか、分かった気がします。彼が働き者で献身的なのも好ましいのですが、彼は「強い」のです。

シンタローに眼魔砲を100発撃たれてもへこたれませんし(シンタローは加減しているんだろうか?)、原作者から謎の愛を捧げられたリキッドと対面しても、彼は我を通しました。自分が強いと思えるから、ウマ子ちゃんにも紳士になれるし、任務についてならギャーギャー言わないのだろうと思います。

「嫌われる」事に慣れた身としては(下を参照)。あてにならない他人からの「ご厚意」を待つより、強い我を持って、自分の技を磨いた方が何倍もいいのだという、似たような信念を彼から感じられて好きなのです。




■魔法娘ビビアンを読み終えて。ふと何か胸騒ぎが起きました。「ジャンプのギャグマンガ」にトラウマなんてあっただろうかと思いましたが、ありました。

中学生の頃、ラッキーマンのさる女性キャラの名前を自分のあだ名にされていました。主人公に「好き」と言いまくる、ありがちな不美人の女の子です。美少女である美代ちゃんじゃない、レギュラー女性キャラと言うと、ほぼ一名しかいませんが。その少女も、ミサミサを創造した人と同じ人のアタマから出て来たんだなと、今は思います。



自分は空気の読めない人なので、周りの(意地の悪い)女の子達に、「好きな男の子の名前言いなさいよ」と言われ、たまたま少しだけ優しくしてくれたクラスメイトの男子の名を言ってしまいました。

自分とすると、「こんな」竹淵に優しく?してくれた事が嬉しかっただけなのですが、言わせた(意地の悪い)女の子達、及び男子生徒から、「あの竹淵が恋愛しようとしている!」と史上最高にバカにされ、無論、私が名前を言ってしまった男子生徒もバカにされ、「お前は追手内洋一だ」と他の男子に言われていました。



竹淵の半生の方が、ラッキーマンよりギャグに思えて来ました。ちびまるこちゃんで、花輪君に「迷惑な」アタックをするみぎわさんはギャグですが、自分も、そういう「恋する迷惑な」「ブサイク」キャラでした。頭と意地の悪い男ほど、私の嫌いなものはないんですが。

竹淵に「異性として好意を持たれる」事は、世界最悪の不幸だと、田舎の中学とはいえ100人近い男子が思ったらしいです。泣きそうと言うか、そんな(私を陥れた)男子も(憎い)女子達もどうでもいいから、いつか偉い人になって、そいつらのケツの毛まで抜こうとその時決めました。

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