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...... 2018年09月25日 の日記 ......
■ マインドアサシン   [ NO. 2018092501-1 ]

■マインドアサシン雑感です。独断と偏見です。一巻だけ読んで、余りに興奮するから、速度ゆるめで読んでいます。


・「なんでジャンプ掲載だった?」という声を聞く。自分もそう思うし、最初からゆるめの月刊誌等でゆっくり書いていたら、20巻くらいの醸成された感じの長編になっていたかもしれないと思う。

しかしドラゴンボール完結後とはいえ、黄金期のジャンプにおいてデビュー、及び連載を勝ち取った事は、大きな成功だったと思う。お蔭で近所にコンビニさえなく、苦手な「親とのお出かけ」しか外出の機会がなかった竹淵も、マインドアサシンと出会っていた。

るろ剣やスラムダンクの載っているジャンプが読みたい、アニメも見たいという一心だけで、這いつくばる様にして生きて来た頃を思い出した。



・同作者のマインドアサシン以外の漫画も、モブキャラが悲惨な目に遭っていたり、主役達が悲惨な目に遭っていたり、主役自ら、加害者になる事が多い。マインドアサシンの奥森医師も、優しくておっとりしているので忘れがちだが、法の下でのマインドアサシン行為ではないので、彼の行為はリンチと言える。

しかし、奥森医師「みたいな」キャラを量産しなかったのは、かず先生の努力だろうと思う。マインドアサシンは良作なのに「打ち切り」だったせいか、逆に奥森医師「みたいな」キャラを避けて回っていたのかもしれない。セージの様に、古風な男は好きだ。



万が一、奥森医師「みたいな」キャラばかり量産していたら、マインドアサシンをもう一度読もうと思わなかっただろうと思う。「似ている顔や境遇のキャラを量産」「いくつかの漫画を同一線上と言ってつなげ、混乱を招き、結局放置」「結婚、出産等を大々的に自分の漫画の中や公式で標榜し、あたかも教祖かアイドルの様に」 なってしまったら、とても困る。

かず先生は、一応男性名義でデビューし、何となしにコメント等で「女性かな?」と思わせる所もあるけれど、一徹な感じを受けるので、杞憂だとは思うが。




・女に生まれた以上、そういう目に遭いかねないのだと、物心つく前から聞かされていたが、そういうお話が延々続くマンガだったりする。

奥森医師は「現代社会の闇」的な感じで、加害者・被害者をマインドアサシンしてくれると思うのだが、彼のお祖父さんの時代もナチュラルにやばかっただろうと思う。

竹淵のように、偶然女に生まれただけでも、家の近所の公園で知らないおじさんに車の中に引きづり込まれそうになるのだから、世の中の美女達の苦難やいかんと思う。(大声を上げて腕を振りほどき、全力疾走して逃げた。14歳くらいの時だった。)

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