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...... 2018年10月27日 の日記 ......
■ ミスフル   [ NO. 2018102701-1 ]

■スタジオYOUさんのオンリーイベント、あみずむパラダイスの3回目が、東京にて開催決定だそうです。場所は東京流通センターです。

自分にとって流通センターがなんであるかと言えば、古戦場です。何度となく同人誌即売会には参加していますが、流通センターも例外ではなく、矢折れ玉尽きて、泣いてモノレールで帰った事は一回や二回じゃないと思います。

流通センターに何ら怨恨はありませんが、ひたすら東京を敵視する細雪の幸子達が抱くような「不安」を、自分はあの一帯に感じる事があります。どうかもう地雷も鉄条網も塹壕も生物兵器もありませんようにと、願うだけです。



■夢中で読んでいたミスフルも、残すは3巻になりました。猿野達が甲子園に行けないあたりでは納得の展開でしたが、まさかの選抜へとは思いませんでした。

猿野達一年の入学〜牛尾世代の野球部卒業、がどうしてもお話の面白い時間になるので、さあどうなると思った所で意外でした。

もっと意外なのは、22巻にして猿野の家族の話になった事でした。鈴木先生は、「話を盛り上げようとして、盛り上がらなかった」とどこかで言っていましたが、ここで「主人公の家族の悲しい話」とは、ドシリアスの急変に、若干ついていけない感じを覚えました。



猿野と言えばギャグ、熱血、ギャグ、熱血の繰り返しでここまで来た感じがあります。むしろ他校の方が、真剣な話を急に盛り込んで来て、そんな他校にある意味容赦ない十二支だったと思います。

例えがあれですが、るろ剣も相当巻数が進んだ後で、巴の話になっています。牛尾、犬飼もここまで巻数が進んで、内面の話が語られるようになった気がします。多分、かなり前から準備してあった話だと思うので、「ここで語らないと打ち切りになる」時点での、難しいタイミングだったと思います。

鈴木先生のエッセイコミックを読むと、先生自身が猿野のような、底抜けのキャラであると言う訳ではないように思います。だからこその猿野と言うか、猿野にはアホ熱い姿が似合うと思います。そのアホさの裏打ちが、母と自分を捨てた父の存在なんて、ちょっと受け入れる準備が自分は出来ていなかったです。

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