■図書館に行って来ました。2〜3階が閲覧室でして、2階に大人向けの本、3階に子供向けの本があります。大人向けの本なら、気になる本があっても、「あとで読むかも」くらいでやり過ごせますが、子供向けの本は、インパクトのある表紙が多いだけに、つい立ち止まってしまいます。本の持つエネルギーってすごいと思います。
図書館に近い公園を、一周歩いてきました。何の変哲もない城跡公園です。木々が豊かで、晩秋の美しさでした。この「ああ冬が来る」と言う感じ、菊花展など催される時期になると、冬コミの原稿がしたくなります。そういえばパプワは、今まで冬コミは全部当選させてもらっていました。ありがたいことです。
■PAPUWAの、若干軽いノリが好きで、南国&PAPUWAの二次創作をしてしばらくになります。以下、妄想と雑感です。紅達五兄弟は、ちょびっツだと思っています。
(人とは?機械とは?その思いはプログラムなの?みたいなのに萌える。多分紅達には、ジャンの勝手なプログラムと、元になった受精卵の父母の情報が混じっているのでは。兄弟意識が強い姿を見ていると、そんな気がする。)
・南国アニメ放映時、またはそれ以降のパプワ二次創作界隈は熱かったと思う。グンマの田舎まで、楽しそうな雰囲気が雑誌等を通じて伝わってきた。
そしてチャン5、ヒーロー、他往年の「柴田亜美の漫画」の隆盛をみるのだが、如何せん未完・打ち切り等が多く歯切れが悪い。いつも言われるのは「最初はよかったのに」と言う感想だ。柴田亜美作品と言えば「可愛いアニマルと男の子」「ギャグ」のはずだったのが、いわゆるヤオイの、生温かい展開に突き進むと、混乱する読者も多かったのではないかと思う。
・ヤオイもBLも(ライトなら)どんどこいと思うが、肝心の「柴田亜美の連載漫画」の中で、しっかり設定がなされてない場合、手の出しようがないような気がする。現在の日本が舞台ならまだしも、ファンタジーでは結末の想像しようがない。
南国だって設定があってない様なものじゃないと言いたいが、流石アニメ化されただけあるのか、譲れない何かを南国は持っていたと思う。だから、お茶の間でおおよそ流されない様な、BL展開もファンアートとして楽しめるのだと思う。
・悲しいがな紅達に、そんな譲れない設定はなかったと思う。紅達は、ロボットと人間の間のような存在と言えそうだが、人権とかあるんだろうか。紅達の存在自体があの世界では特異すぎて、比較対象出来るものがない。
コミックスの巻数は結構あったのだから、もっと詳しく分かる事もあったんじゃないかなと思う。汗や涙、表情等の生理現象はあるのに、飲食はしないらしいとか、仮にも彼等が人間の受精卵を使って作られたのなら、結構な人権問題だと思うんだがどうだろう。
紅達には思考も感情も意識もあるのに、結局ロボット、モノなのかなと思うと悲しい。亜美ちゃんは多分その辺、全く考えていないと思う。青の一族も、「昔から男だけの家族」というあり得ないものなのだが、PAPUWA掲載時に湧き上がった「おいおい」的な声に、亜美ちゃんが動揺したとは思えない。
多分紅達に、人権はないと思う。なら青の一族にも人権がないんじゃないかと思ってしまう。ジャンとか、あり得ないものを、普通に創造してしまう亜美ちゃんは恐ろしいと思う。そんな恐ろしい作家に併走して、二次創作としてチャン5の続きを創造できる同人サークルがあったら、神様だと思う。 |
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