■先日の忘年会のデザートが、フォンダンショコラでした。地元のしゃぶしゃぶ店での忘年会でして、そういう集まりだと、キンキンに冷えた飲み物ばかり出て、ホットウーロンなど頼もうものなら、叱責されるものでしたが、最近は変ったらしいです。
安心して、あったかいチョコレートケーキと生クリームを楽しみました。自分は冷え症らしく、温かい食べ物と場所が好きです。こういう雪の降る前の時期は、鉄道に乗って温泉に行きたいです。去年行った奥只見は最高でした。
■くどいんですが。グンマ不美人説について、「グンマの女は美容品に金を使うらしいが、美人になっていない」とまで、この時期ニュースで流れるので、反論を試みようとしています。
日本で美人が多い地域は、日本海側です。東京大阪でないのが意外です。情報力や資金力なら首都圏ではないかと思いますが、ちょっとずれています。
日本海側の女性の目鼻立ちや、肌がキレイなのは、大昔からの遺伝子的な要素や、気候的に湿気が多く、日照時間も短めで、シミやソバカスが出来にくいからと報道されます。太陽はギラギラ、雪も平野部ならそんなに降らず空気が乾燥しまくるグンマは、その反対です。グンマの女性も目鼻立ちは、多分普通でしょう。
ここまでは自分も、ニュースに反論を企てません。しかし、大事な事が忘れられている気がします。
今でこそ、日本は東京一強の経済的バランスですが、東海道本線開業前、日本の経済の賑わいは、もっと地方よりでした。京都から北海道までを船で結ぶ、北前船による物資・文化・金銭の動きの華やかさを、現代の人は忘れていると思います。
鉄オタで、司馬遼太郎の街道をゆくを読んでいるからじゃないと思いますが、今の東海道新幹線沿いの「繁栄」にひけを取らないくらい、日本海沿いの、北前船を迎えていた地域は活気があったと聞きます。
ただカネが使われていただけじゃなく。京都からの豊かな文化や、思想思考も、日本海側に「富」として行きわたっていたそうです。当然、美しいものへの関心、保護も行き届き、女性達は男達の経済力・文化力を背景に美しくなったでしょう。
ひたすら江戸そして東京へ、農作物を送るしかなかったグンマとは、えらい文化の格差を感じます。グンマは「東京に近い」「首都圏の県の一つである」とお偉いさんは言いますが、そんな事を本気で思っているのはグンマ県民だけです。
鉄オタになってから新潟など旅行してみると、いかに日本海側が経済的・文化的に豊かであるのか知る事が多いです。そんなこんなで、「グンマはブス県」と言われて、毎年腑に落ちています。男の経済・文化・文明レベルと、女性達の美しさは比例していると思います。 |
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