■人造人間と言うとナウシカですが。(汚染されきった世界で普通の人類は生きられない。汚染が収まるまでの中継ぎの存在としてナウシカ達、前世代が製造した人間がある)
ナウシカは、前世代の人類の残した夢も、後世に生まれる準備がされていた人類も、爆破していました。前世代の否定ならまだしも、「罪のない」後世に生まれるはずだった人間のタマゴの山も、彼女はぶっ壊しました。
主人公だからって、ここまで自分達以外の「命」を否定・破壊したキャラはないと思います。何もしなくても、腐海が完了すればナウシカ達は死滅するのに。
ナウシカ達の「親」にあたる、前世代の科学者達の「もくろみ」を独自の研究で知ってしまった彼女だから出来ることなのでしょうが、・・・・紅達も、ジャンをぶっこ・・・できない、ジャンは死なない。
(ナウシカも、彼女にオーマがいた・オーマをだましたから、墓の破壊に及べたのであって。前世代の英知同士をぶつけて破壊している。その辺のナウシカの蛇蝎ぶりも見どころ。)
■戦士の数が多いセーラームーンは、内部太陽系戦士・外部太陽系戦士のチーム分けがあります。(木星は外部じゃないだろうかという突っ込みはなし)
キャラが多く、しかも同性で同じ年頃のキャラが多いと、なんとなくチーム分けしてくれると覚えやすく、愛しやすいです。青春鉄道も、関東・関西を突っ切る路線もありますが、JR北・JR東・JR西・JR東海・JR四国・JR九州で大体グループになっています。
北陸新幹線や、東海道本線他の様に他のグループをまたぐキャラもありますが、大体分かる様になっています。
自分はどうもリアルでは「グループ」から外れやすい性格なので、好きじゃないほうの言葉だったのですが、こう思うと便利な考えだなと思います。セーラームーンだと、孤独な戦士とされていたプーに、チームメイトがいる様な安心を覚えるので、好きな響きです。
さて南国&PAPUWAなのですが。大雑把にいうと、ガンマ団(特戦、幹部、上層部、伊達衆)、心戦組(近藤派、山南派)、島のキャラ達、くり子ちゃんとあるのかなと思います。
チャン5も大体キャラが惑星ごとに出てきたり、五兄弟というくくりがあたりと、チームらしいものがあります。しかしながら、チャン5のエドガー、または南国&PAPUWAのグンマは、フッとチームから外れる時があるんだなと思いました。
チームメイトと一緒にマウンドに立てない時があるから仕方ないと言えば仕方ないのですが、別にグンマやエドガーが「一緒にいたくない」と言い出した訳でなし。グンマは高松の監視から逃れられず。エドガーは、ブルーにおいて全くの異種である事がそうさせていて。
孤独とか、多分全然考えないジャンが異様なんだろうと思います。そのジャンは、まるでフランケンシュタインの怪物の様に「仲間」を欲しがった結果、サービスの永遠の美貌だの、死なないエドガー達だの作ったんだろうと思います。
サービスの永遠の美貌って、私はずっとサービス自身の希望だと思っていたのですが。永遠の美貌なんてサービスは全然望んでいなくて。永遠に若いままで生きるジャンが、サービスに「そばにいて欲しい」と思って言っているエゴなのかなと思いました。サビに永遠だの美貌だの、そんな希望は無かったんじゃないかなと思います。 |
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