■前野智昭さんの出ているラジオCDを聞いています。比較的近年のものですが、数年前に聞いた別のトークと同じ印象でした。優しく爽やかで、作品とキャラを尊重しながらも、自分の意見もそれとなく語るあたりに、前野さんらしさを感じました。
近年、うたプリのカミュ役としてステージに立つ時の前野さんの、演技と素のギャップのすごさを体験したり。「声優さんとキャラは違うもの」という事を、優しく丁寧に教えてくれた方の様に自分は思っています。
アニメ・漫画好きのまま、声優になったと言う感じの、いい意味でオタクらしさを保っている前野さんに安心します。・・・同じ北関東出身者として、イバラキ押しをしてくれる前野さんが好きです。
■親とどう付き合うかという、古くて新しい問題について、二次元はどう解答しているのか、考えた事がありませんでした。アニメや漫画とはいえ、ある程度年を経た人が書いたのなら、「みんなで親孝行しよう」の一点張りだろうと思ったからです。
実の親子関係ならあれですが。「博士と製造物」みたいな関係だと、「私の言う事が聞けないのか」「作ってくれなんて貴方に頼んでいない」と言い争いになり、博士が製造物に殺される流れを想像します。
二次元における博士ってキャラがあれな事が多そうだからなのかもしれませんが、物語のスポットが製造物の方にあたっている場合、「俺が作ってやった」的なポジションのキャラは邪魔になってくるのかもしれません。
チャン5の場合、今の所ジャンが表に出て来ないので、紅達はジャンに泳がされているだけと言えそうです。赤の秘石はジャンの事を愛していて、力を貸したりしていそうですが、ジャンは自分の「作った」ものに(以下略)
フランケンシュタインの怪物・・・ 逃げるヴィクター青年を追いながら、彼の関係者を殺していく
ドラゴンボールの17号・18号・・・ ドクターゲロを油断させて、蹴り殺す
ナウシカ・・母とは薄い関係だった。父は族長であり、ナウシカには父親と言うより、上司みたいな関係
そんなナウシカの幼女時代の過酷さがそうさせるのか、「親」である前世代の科学者達を、文字通り潰す彼女。科学者達に対し、同じ科学者として対等に振る舞うなんてものではなく、オーマの力を背景に、思いっきり「断罪」するナウシカ。
優しく可憐な少女としてナウシカを劇中で観賞しているから、女の子がそんな過激な事をするはずがないとつい思いがちだが。射撃中の機関銃の真ん前に、丸腰で飛び出す女の子だった。
ナウシカはアスベルを異性として心の支えにしたかったと思うが。頭脳・知性・政治力・体力等、劇中で比類ないナウシカを、アスベルは受け入れられるのだろうか。最後、ナウシカは「人類の希望を潰した」という心の重みがある訳で、アスベルには重すぎる女性なのでは。
ロボの大作・・盲従
ロボの幻夜・・盲従なんだが、フォーグラー博士が余りに高潔なお人過ぎて、幻夜の甘えや子供っぽさと、博士の思考が乖離している
ロボの銀鈴・・普通に「お父様大好き」だと思う。ただしフォーグラー博士の発明のについては懐疑的 |
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