■昔漢字のお勉強をしていた頃。女という感じが含まれる漢字が、みなとんでもないものばかりだと思いました。嫉妬とか、奸臣、姦、嬲、嫌い、媚びる、等漢字を作った人の頭の中を疑います。
昨日使ったことわざに、「死んだ子の年を数える」というのがありました。「こぼしたミルクを〜」「覆水盆に返らず」等とほぼ同じ意味です。「死んだ子」というあたりに、よくない空気を感じます。(でもこの場合、ミルクをこぼしたとか、水の入った盆を〜というアクシデント的要素より、本当にどうしようもない匂いが出て来る)
赤ちゃんというワードが入っていることわざは。
「赤子の手をひねる」(え?) 「赤子を裸にしたよう」(しないしない) 「赤子とつきかけの餅は手荒い方がいい」(・・・)
私は国語や日文が好きですが、趣味程度の付き合いしかしないのは、この辺のモヤモヤのせいかもしれません。りぼんとかの「子煩悩なパパ」「パパはママが大好きで、ママもパパが好き」なんて、自分はマンガの中の産物に思えます。
(本当に、ちゃんと子煩悩なパパは地球のどこかにはいると思うのだけど。フルハウスとか、どんなお伽噺だよと思う。)
■ミスマープルものの、復讐の女神を読み終えました。おどろおどろしいタイトルですが、ミスマープルに私怨がある訳ではなく。「正義をつかさどる人」くらいの意味合いのようです。
セーラームーン第二期、アニメだとRに惑星ネメシスというのがありますが、ブラックムーン一族が住む前から惑星の名前はネメシスだったようです。
太陽系第10番目の惑星として登場したネメシスですが、天王星・海王星という星を越えなければ、月や地球に攻め込めません。第二期・Rでははるか・みちるが未登場なので、なんか飲み込めない事になっています。塩沢さん(プリンスデマンド)が、はるかさん達を破って来たとも思えないので。
さてミスマープルの復讐の女神ですが。物語って、「長さ」じゃないんだなと思います。多分、いろいろあるミスマープルもののなかで、いきなり復讐の女神を読んでも、構わないと思います。
これはこれで完結したお話です。アイドルソングのような完結性を見ます。小説もマンガもアニメも、長く楽しめれば言う事ないですが、一冊で最高潮の興奮まで持っていってくれるのなら有難いです。
復讐の女神は、三部作の二作目らしいのですが、女史が亡くなったため、最終章がどんな話だったのかは不明です。幻の三作目が読めなくても、楽しく読むには全く障りありません。Content-Disposition: form-data; name="image"
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