■うたプリのカミュの「愚民」、ヘタリアのオーストリアさんの「おバカさん」等、二次元には楽しい罵倒が多いです。特にキメ台詞はなかったと思いますが、たつの演じるキャラは横暴系の発言が「いい」キャラもいます。あくまで二次元です。
本当に二次元であって欲しいと思います。女性は意識しなくても、自分の父親に似た男性を選ぶと言われています。自分は全力で否定派です。
言葉として、私の父は他人に愚民だのおバカさんだの言いかねないのですが。父と、カミュやオーストリアさんの持つ「背景」や「内面」の部分とは全く違う訳で。そんなくだらない事で、自分で自分の「二次元を楽しむ」事を、奪うような愚かな事を考えたくありません。
(・・・国語的に愚妻、愚息、豚児などという言葉がある。いやな言葉だが、主語は男性で「(愚かな私の)妻」「愚かでブタのような私の)子供」という意味だそうだ。妻と子供が愚かだと言っている訳ではない。愚父という言葉はない。)
■トシがばれるのですが、昔のアニメ雑誌への投稿のペンネームと言えば「前野さん結婚して」「たっつん愛してる」とかが普通にあった様におもいます。
ファンロードも廃刊になり、ネット上で自分を表現できるようになると、雑誌編集を通さない自由さの代わりに危険性も出て来たのか、そういうラブコール的なハンドルネームは見ないようになったと思います。シンプルに「くま」「うさぎ」的な、抽象的なものが増えた感じがします。
時代を感じるなあと思って声優さんのラジオを聞いていると、ペンネームに上述の「前野さんの恋人になりたい」的なものをチラチラ見る様になりました。
ネット上で自分のアドレスを基点に自己表現する場合ではなく、「思い」をラジオに届ける所がゴールであるラジオだと、そういうハッチャケもあるのかと、懐かしくて安心します。
■冬コミの新刊のタイトルを考えていました。今のところ、「吾輩はドクターである」になると思います。内容的に「リラックス」にしようかと思いましたが、劇中のグンマがそんなにリラックスしている様にも思えなかったし、高松がノビノビしている事をことさら強調しなくてもいいだろうと思いました。
英語のタイトルは自分がつづりを間違えそうだし、漢字でグッとくるのを見つけても、読んでもらえないかもしれないと思いました。
(自分の前のサークル名に、丞相という言葉が入っていた。古代中国における総理大臣みたいな役職。三国志の孔明が、丞相だった事から自分のサークル名にした。
「なんて読むんですか」と聞かれた時、目が覚めた。いっそ「孔明大好き」とかのサークル名の方がよかったのかもしれないし、漢字って自己満足だなあと思った。カッコイイサークル名や、新刊タイトルを漢字で決める方もいるので、あくまで竹淵のセンスの問題。)
今だけではないですが、今回の新刊の主要キャラが大体博士号持ちだったので、「吾輩はドクターである」で包括的にタイトルに出来るかなと思いました。
猫を書いた漱石は、そういえば博士号を辞退していました。虞美人草の小野は博士になっていないし、行人の一郎は教授である自分の仕事故なのか心身を摩耗しています。
漱石は何事も極端なのであれですが、現代の男の子のなりたい職業のトップは博士だそうです。ドクタースランプの様に、ハチャメチャしているイメージなのかもしれませんが、高松は「仕事してカネと評価を得る」事に余念がなさそうです。
高松にサビの様なコネがあるわけでなし、冷や飯ぐらいになるのも、タダ飯食らいになるのも嫌だから、真面目に働いていそうです。出来る人ですし。 |
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