madeingermany

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...... 2018年12月17日 の日記 ......
■ ユニコーン   [ NO. 2018121701-1 ]

■読書にいそしんでいます。司馬遼太郎の街道をゆくでは触れない、関東の話に飢えていました。あと、いつもの鉄道旅行記の本をいくつか読んでいます。只見線に乗りに行くのが楽しみです。そのために心身元気でいようと心から思えます。


■横柄な男と言えば内田百ケンだろう、とふと思いました。しかし意識的な横柄さと言うか、お金持ちの子供がそのまま大人になった、と言い切るとすれば少々違う気もします。

例えば幻想的な著作にしても、漱石の夢十夜のような重苦しさは、内田先生には少ない気がします。漱石が終生攻撃したような、「金」「官僚」「鉄道や飛行機と言う近代的なもの」を、内田先生は割と好んでいたせいもあろうかと思います。



■大学時代、社会科学の講義が面白かったです。「学校の始まり」「国体とは」など、高校までは聖域だった事がどんどん崩壊していくのが快感でした。

鉄好きになってからも、鉄道の始まりと「初詣」の始まりがほぼ同じだと知ったり。年賀状も伝統とか言っても、郵便制度が確立しないと出来ない芸当です。なんだ、(嫌いだった)聖域のアレコレは、単に日本が西欧化、近代化しただけの事だったのだと、腑に落ちました。

日本は西欧化・近代化だけはなくて、妙に古めかしくなった点もあります。軍国化も進めたかった上の人達は、「女性は男に従うべし」「男は偉い」「家の中でも男が最高」という決まりを作りました。たったそれだけの、ほんの200年くらい前の出来事に対し、「ニホンノデントウ」とか言えるのは(略)

安吾はWW2の最中に、日本が完全に平等になる夢を書いていました。安吾の夢は叶っていないと思います。



■ピクシブでユニコーンのイラストを見ての雑感です。

自分にとってユニコーンと言えば星矢か、セーラームーン4期です。前者はお嬢様に馬乗りにされるユニコーン、後者は力を貸すべき女性が未婚かどうか選ぶユニコーンと言う、いずれにせよ性的な意味合いを帯びてしまう動物なのかもしれません。

セーラームーン4期のユニコーン、エリオスについて。彼は自分の力になってくれる女性を探していました
彼が求めていたのは、姫で戦士で乙女な女性だったと思います。なんだ、またセーラームーンが絶対的立場に君臨する話かと思いきや、4期でスポットライトが当たったのはちびうさでした。



うさぎはまもちゃんと付き合っているから、彼女単身ではユニコーンも近づきがたいのかなと、妙に納得しました。原作者の好みなのか、うさぎ達は初期の13歳の頃から、豊満な体をしていました。このまま彼女達が晴れて高校生になれば、どうなるかは大体想像がつきます。

(美奈子達はうさぎに命を捧げているのだが、使命を邪魔しない程度なら恋愛OKらしい。余計タガが外れてしまうと言うか、無垢で美貌の処女が好きなユニコーンとすると、原作の美奈子達は近づきにくい気がする)

色々カゲキ。原作では中学生にして、高らかに衛さんとの夜を謳歌しているうさぎ単身では、ユニコーンが困りそうなのが、セーラームーンらしいと思いました。

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