 ■狭軌について考えていました。昔大学生の頃、余りに新幹線代が高いので、在来で関東から京都まで行けないかと駅員さんに聞いたら、アホかと言う顔をされた思い出があります。確かに東海道線に乗って西に向かったら、国府津あたりで混雑と疲労のためギブアップしそうです。
しかし鉄道で関西に向かうと言う事は、過去そのようなものだったらしいです。そもそもグンマから都内に出るだけで在来だと疲弊しますが、さらに大阪に出るとなると、本当に12時間乗車だったとか。12時間あれば、今なら新幹線で鹿児島中央〜新函館北斗まで行けます。
■女流文学、女流棋士というものがあるように。大体のプロの道は男のものとされていそうです。自分が育ってきた時代がそうだった、今後は違ってくるといいと思います。
そういえば小さい頃から読んでいる「本」というものも、全部男性目線で書かれたものだったなと、当たり前の事に気が付きました。「女性文学」と銘打つものも多いですが、テーマがずばり「自分の歩んできた男との肉体関係」である事が多く、お手上げでした(こんな流暢な文章を書ける女性なのに、書く事書く事、全部色事だ・・・と頭痛がしてから余り読んでいないジャンル)
鉄道も「女の鉄道の楽しみ方」とか別売りされている時があるので、基本的に鉄道までもが男のもののようです。確かに、人の家の敷地にまで三脚を立てて喜んでいたりする女性はいなそうです。危険極まりないです。
あと。内田先生、宮脇氏、種村氏などの諸兄が愛した国鉄は、結構危険な乗り物だったと、「本」を読んでいると思います。か弱い女性が「楽しむ」ものではなかったでしょう。
■ヤングブラックジャックのアニメを見ています。次の話から、百鬼先生の話になるそうです。マンガの方は、時間軸が行ったり来たりしているので、海外に行ってしまったはずの先生が、時々新しい話で読めます。
アニメは、まさしく無残としか言えない所で終わるのかなと思います。全盛期の百鬼先生が見たいと思います。声は宮野さんだそうで、百鬼先生のイケメンぶりも、壮絶な部分も、余すところなく演じてくれるのだろうと今から楽しみです。
自分はアニメや漫画が好きな割に、すぐに感情移入?してしまうのか、作品を楽しみ切れない時が多いです。柴田亜美作品はその最たるもので、南国アニメやPAPUWAの明るいシーンを楽しむものの、表裏一体の暗い部分に時折過剰反応しています。みっともない事なのでしょう。
パーッと明るく楽しむ・・・、その裏側で「死にたい」と思っていたと言う、ロボの戴宗を思います。彼のキャラが、今でもって分かりません。
いつもキレイな笑顔のグンマ博士の内面とか、生涯自分には分からなそうです。・・・ブラックジャックと言えば大塚さんですが、あんまり裏表のない声だなと聞いていて思いました。ロボの花栄の演技も渋くて好きでした。 |
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