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...... 2019年02月14日 の日記 ......
■ 最高裁   [ NO. 2019021401-1 ]

■先に楽しい事を書きます。来月、新潟の瀬波温泉にいて来ようと思います。村上市を観光したり、南下して新発田市の新発田城周辺を観光したり、ゆっくりしてこようと思います。6月のオンリーに向けての新刊準備も徐々に始める予定です。春コミは既刊のみになります。


■昨今のニュースを見ていて。いい加減世間は性善説を捨てないかなと思いました。「母は子を愛し」「父は家族を大切にし」なんて絵本の中だけだと言う事を誰もが知りながら、性善説を標榜します。

何故ってその方が楽だからです。「きっとみんな仲良く出来るだろう」という小学校的な神話を掲げている方が、法家的な面倒くささから逃げられます。


■少しだけ民法を勉強した事があるのですが。あれはあくまで対等な人間同士、多分、男性同士のやり取りが基本なんだろうなと思います。

対等じゃない関係。男と女、親と子、教師と生徒、上司と女性社員等だと、あんまり民法も生かされない気がします。どんなにいい法律でも使う人次第なのかなとも。

(民法では「意思表示」がとても大事なのだが。そもそも上下関係の激しい人間同士において、下からの「意思表示」なんてゴミレベルの存在だったりする。黙殺必至




以前私が職場でしんどかった時、一生懸命上司に苦痛を訴えたのだが、上司はハラスメントしてくる相手と仲が良く、彼をひたすらかばい、話にならなかった。三国志で、張飛に虐待されていた兵士が、寝入った張飛の首を切って逃亡した話を思い出した。無論張飛に虐待への罪悪感とかあるはずなかった。)

そういう生きにくい世の中で、唯一女性と子供が武器にしうるのが笑顔なのかもしれません。笑っていれば、大体の嵐は去るのかもしれません。しかし、笑うだけの肝もなく、ややもすれば被害者意識ばかり強くなりそうな自分には、笑う事もためらわれます。



■今日のニュースで。コンビニの女子店員に、性的いやがらせを繰り返した男性客の違法性がやっと認められたそうです。

従来だと「女性の方にも好意があった」等の偏見で、性的いやがらせの違法性が問題にならない事が多いらしいのですが、やっと時代がここまで来たのかと思います。

なんで昭和の赤線みたいな「常識」が今でものさばっているんだろうと思いますが、当時の「常識」を「常識」として受け止めている男性が健在なうちは、ダメな所も多そうです。



昔、女性が会社の事務等で普通に働く事が出来にくかった理由に。「お嬢さんがサラリーマンの間に出ていけば、悪質な性的いやがらせを受けるに違いない。お嫁に行けない体にさせられる」というのがあったそうです。

そんな職場、警察に突き出せばいいと思いますが。当時みんな、「赤線」を謳歌した男達の価値観で出来上がっていたのなら、法の手にすがるのもムリなのかもしれません。法律って、本来弱きもののが自分の権利を主張する最後の砦なのだそうですが、司法の男達があれならあれなのかもしれません。

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